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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

不動産の取得価額が不明な場合の譲渡所得の申告

空き家を相続するケースが増えている 最近の相談の傾向として、相続した空き家を譲渡した場合の譲渡所得の申告というのがあります。これらの申告は、弁護士さんからの紹介のケースが多いのですが、親から子への相続ではないような相続で取得したケースが多い…

税理士が文章の書き方のスキルを強化するための方法とは

税理士の基本業務とは? 税理士の仕事の大部分は、クライアントと面談して資料を収集し、税務システムに入力をして申告書をまとめることです。 基本的には国税局や役所が用意している申告書や届出書などのフォーマットに文字や数字をいれる作業となります。 …

忙しいサラリーマンでも続けられる毎月5万円で7000万円つくる積立投資術

令和6年から新NISAがスタートすることもあり、積立投資についての知識を再確認すべく本棚から手に取った本を紹介します。 忙しいビジネスマンでも続けられる! その本は、毎月5万円で7000万円をつくる積立投資術というカン・チュンドさんの本です…

資産家の分類別、税制改正後の令和6年以降の生前贈与のおすすめのやり方は?

令和5年度の税制改正により令和6年1月の贈与分から贈与税の取り扱いが変わってきます。 改正の詳細は、過去のブログでも紹介したとおりです。 www.sikakulife.com 税制改正で大事なことは、何がどう変わるのかどうかだけでなく、改正後はどうやって対処す…

宅建士の更新時法定講習をWEB受講方式でやってみた

宅建士の登録20周年! 早いもので宅建士の登録をしてから20年がたちました。 5年ごとにやってくるのが更新手続きです。 祝!という感じではなく、面倒くせ~というのが正直な話。 でも5周年ごとにやってくるので、自分の歴史を振り返るのにはちょうど…

令和6年からの新NISA、自分ならこう使う!

早いもので今年ももう5か月が経過して、いよいよ中盤に差し掛かってきました。 来年からはじまる新NISA、どう活用しようか、皆さんすでに検討中でしょうか? 現状自分はこうしようと思っているものをこの場を借りて発表したいと思います。 投資期間につ…

GW岩手県沿岸地域の旅-宮古市

GWの岩手県への旅の目的地は宮古市で、今回は休暇村宮古に3泊してきました。 宮古市内での予定があって、移動するよりも連泊したほうがいろいろと都合がいいため、今回は休暇村に連泊です。 宮古市にはお墓参りも兼ねて、年に数回は来ているため、特に観光…

GW岩手県沿岸地域の旅-久慈市・野田村

GW岩手県沿岸の旅では、途中かなり寒い日もあって、なんと山間部では雪も降っていたとのことでした。 そういえば、数年前にGWに田野畑村に行ったときも鯉のぼりと雪という風景をみたこともありました。 北限の海女の里、小袖海岸 今回、久慈に行ったとき…

GW岩手県沿岸地域の旅-陸前高田市・大船渡市

GWで岩手県の沿岸地域を旅してきました。 普段は宮古市まで直行するところなのですが、今回は大船渡市で1泊することになり、ついでに陸前高田市あたりを観光してから大船渡市への移動となりました。 早朝の4時半くらいに自宅をでて、常磐自動車道→三陸沿…

FPのスタディグループ勉強会で講師をやらせていただきました

先日、FPのスタディグループの勉強会で講師をやらせていただきました。 税制改正がテーマで、約2時間のセミナーです。 昨年まではマスクをして話をしていましたが、今回はマスクなしで話ができたのが、とてもよかったです。 懇親会にも参加させてもらいま…

GWは3月決算の中堅企業、上場企業の税務業務がピークです

税理士業界では、個人の確定申告が終わってほっとしたところにやってくるのが3月決算の対応です。 3月決算の会社については、決算後2か月以内に法人税の申告が必要となるため、5月末までの申告となります。いわゆる3月決算5月申告法人です。 特に監査…

令和5年度税制改正でタワーマンションの相続税評価額が変更される見込みになりました

相続税対策の3つの手法 代表的な相続税対策の手法としては次の3つの方法があります。 相続税と贈与税の税率差を使った対策相続税も贈与税も超過累進税率ですが、税率のカーブが異なります。このカーブの違いを使った節税手法になります。 相続税評価額と時…

今さら聞けないインボイス制度の基本のキ

令和5年10月1日よりいよいよインボイス制度がスタートします。 そこで今回は、インボイスとは何かの話の前に、あわせて消費税の基本的な考え方をおさらいします。 消費税の基本的な仕組みとは 消費税は付加価値税ですので、付加価値に対して課税されます…

贈与税の仕組みが変更される!令和5年度の相続税の改正で相続対策はどう変わるの?

相続対策に関わっている人間にとって令和5年度税制改正大綱での目玉の改正は、相続税と贈与税の一体課税の話題でしょう。 今回は、生前贈与の相続時加算の制度変更について、紹介したいと思います。 資産移転の時期の選択により中立的な税制の構築を目指し…

どうする新NISA!令和5年度税制改正で令和6年からNISAの大幅拡充が予定されています

既にSNSやYouTubeなどで話題になっているところではありますが、昨年12月に発表された令和5年度税制改正大綱でNISA制度の大幅拡充が決められました。 www.fsa.go.jp あくまでも税制改正大綱は方向性の決定であって法律がとおったわけではありませ…

断捨離で本棚の紙の書籍を売却処分することにしました

老眼が進んできて本を読むのがつらくなってきた今日この頃です。 思えば、この数年は個人(仕事関係以外)では新しい紙の書籍を買っていないような気もします。 読むのは仕事で使う専門書か、電子書籍くらいです。 眼鏡をはずしたり、老眼鏡が煩わしくて情報…

マイナンバーカードを使って令和4年分の確定申告書を提出してみた

お正月の三が日に時間があったので自分の確定申告をやっておこうかと思いましたが、国税庁のHPを閲覧したところオープンになっておらず断念しておりました。 1月4日に令和4年の確定申告コーナーが開設されたので、さっそく自分の確定申告を実施してみま…

令和4年10月所得税基本通達改正の事業所得と雑所得の区分の考え方について

令和4年8月に行われた事業所得と雑所得の区分の明確化に関するパブリックコメントの募集は、7000件を超える意見が寄せられることになり、結果的に国税庁は大幅に内容を修正したうえで所得税基本通達の変更を行いました。 今回は通達の改正ですから、あ…

金融庁の令和5年度税制改正要望、気になる資産所得倍増プラン関連はどうなる?

例年8月末で各省庁から翌年度の税制改正要望が公表されます。 今年は岸田内閣で打ち出している資産所得倍増プラン関連の税制改正要望が金融庁からでていますので、簡単に紹介してみます。 ただし注意が必要なのは、これらは税制改正項目ではなくて、あくま…

雑所得の副業収入300万円基準と税理士としての対応方針について考えてみた

所得税基本通達の制定についての意見募集がされました。 所得税基本通達の改正に関するパブリックコメントの募集が8月1日から8月31日まで行われています。 所得税基本通達逐条解説 令和3年版 大蔵財務協会 Amazon パブリックコメントというのは行政通達…

医療法人に強い税理士、会計事務所の担当者になる方法

自分は医療系のお客様を担当することも多いですが、医療系は大小の規模があり、街の税理士事務所が顧問するのは基本的には個人クリニックが中心となります。 いわゆる病院という規模ではなく、○○医院とか○○クリニックという感じの規模感ですね。 個人経営が…

WEBライターや士業など、フリーランスで仕事をしている免税事業者のインボイス対応はどうする?

税理士事務所のインボイスの対応は年内が勝負です! 令和5年10月からのインボイス制度の導入にむけて、クライアントに制度のアナウンスをしたり、適格請求書発行事業者の登録申請を代行したりという作業に追われている今日この頃です。 令和5年10月か…

税理士、会計事務所職員に必要な不動産に関する知識の習得の仕方について

税理士の仕事としては、中小企業の経理や税務、経営支援的な業務が思い浮かぶと思います。一方で、スポットの仕事としては不動産の譲渡所得や住宅ローン控除、相続税の申告などの資産まわりの仕事があります。 自分としては月次の経営支援的な業務よりもスポ…

繁忙期が終わった税理士が夏の閑散期にやっておくべきことは・・?

会計事務所にありがちですが、6月になると嘘のように仕事が楽になってきます、、よね。 あれ、、うちの事務所だけかな? 夏の会計事務所とは? 先月までの忙しさはなんだったの・・・という感じですが、6月から10月くらいまでは割と暇な時期ではあります…

老朽化してきた自宅のリフォームや建て替えを考えているけど、税金面で注意をすることは?

まだまだ梅雨が続くはずなのに急に暑くなってきました。 車で移動することが多いのですが、車の中が地獄の業火で焼かれているようです。 夏が近づいてくると心配になるのが、集中豪雨や台風などの水に関する災害です。 「最近は、台風や地震などの災害が多く…

投資と資産形成の税金-上場株式の配当金と住民税の取り扱い。有利な選択は令和4年で終了します!

案内人のカエル税理士です。暑かったり寒かったり、体調管理が難しいですね。 前回ご紹介した上場株式の譲渡損益、配当金の税金はかなり複雑な取り扱いでした。 これをさらに複雑にするのが住民税の取り扱いです。 今回は上場株式の譲渡損益と配当金の住民税…

投資と資産形成の税金-上場株式の譲渡と配当の税金をわかりやすく解説

案内人のカエル税理士です。梅雨真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか? 投資や資産形成で中心になるのは株式投資や投資信託です。基本的には上場株式も投資信託もほぼ同じ税金の取り扱いとなっています。 今回は上場株式の譲渡損益や配当金の税金に…

投資と資産形成の税金-超過累進税率と比例税率の違いを知ろう!

案内人のカエル税理士です。梅雨真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか? 投資や資産形成で節税をする上では主に課税総所得金額に適用される超過累進税率と、その他の分離課税の所得で適用される比例税率の違いを理解しないといけません。 今回は超過…

投資と資産形成の税金-赤字(損失)と黒字(所得)の相殺ルール

今回は、10種類に分類して計算した各種所得のうち、プラスのものとマイナスのものを相殺する手続きになります。プラスとマイナスの相殺のルールです。 赤字の黒字を相殺する3つの方法 まず、同一の所得内で相殺をしていきます。これを内部通算とか所得内…

投資と資産形成の税金-所得控除のルール

投資に役立つ税金のルール。今回は所得控除についてです。 所得控除にはどんなものがあるの? 所得控除は15種類があります。 納税者や家族の属性、状況など「人」の問題に着目した人的控除と、保険料の支払いなどのそれ以外の状況に着目した物的控除の2種…

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