税金消滅で税務署職員が逮捕。
税務署職員による新たな収賄の手口が発覚しました。
報道によると
「横浜地検は2日、
加重収賄容疑で厚木税務署の上席国税徴収官、
林英一容疑者(45)=同日付で懲戒免職=を、
贈賄容疑で厚木市の不動産賃貸業、
八田幸一容疑者を逮捕した。」とのこと。
この手口、
税金を減額したり、見逃すという方法ではなく、
税務署のシステム端末を操作したり、
税務署長の印鑑を持ち出して、
相続税の延納税額5,000万円を消滅させ、
担保の抵当権の抹消まで行うというもの。
つまり、八田容疑者の税金を完納したことにさせてしまったのです。
この見返りで林容疑者は1000万円をもらっていました。
林容疑者が犯行に走ってしまった裏に
厚木税務署の管理体制に問題がなかったかを問いたいところですね。
国税徴収官が誰でもそれができるような状況であれば、
かなりずさんだったのではないでしょうか??
ランキングに参加しています。ご協力いただける方はクリックをお願いします。