資格ライフ.COM NO LISENSE NO LIFE

士業、コンサルタントとして生きるために自分がやってきたこと、仲間と一緒にこれからやりたいこと

新人実務家のための相続・資産税講座(16)

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ

寄与分

第904条の2

共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により被相続人の財産の維持又は増加につき特別の寄与をした者があるときは、被相続人が相続開始のときにおいて有した財産の価額から共同相続人の協議で定めたその者の寄与分を控除したものを相続財産とみなし、第900条から第902条までの規定によって算定した相続分に寄与分を加えた額をもってその者の相続分とする。

第904条の2-2

前項の協議が調わないとき、又は協議することができないときは、家庭裁判所は、同項に規定する寄与をした者の請求により、寄与の時期、方法及び程度、相続財産の額その他一切の事情を考慮して、寄与分を定める。

第904条の2-3

寄与分は、被相続人が相続開始のときにおいて有した財産の価額から遺贈の価額を控除した額を超えることができない。

第904条の2-4

第二項の請求は、第907条第二項の規定による請求があった場合又は第910条の規定する場合にすることができない。

寄与分

共同相続人中、家業への貢献や病気の看病など被相続人の財産の維持又は増加につき」「特別の寄与のあった」相続人(寄与者という)に対し、本来の相続分を超える財産を相続できることとしています。 

この本来の相続分を超えて取得できる部分を「寄与分」といいます。

寄与の方法については、次の3つの方法が例示されています。

イ.被相続人の事業に関する労務の提供又は財産の給付

ロ.被相続人の療養看護

ハ.その他の方法(イ又はロに匹敵するような方法)

寄与分については、相続人の協議によることになるが、協議が整わないときや協議すらできない場合には寄与者の請求により家庭裁判所が定めることになります。

寄与分がある場合の相続財産の分割の方法は、まず、決定した寄与分を相続財産から控除します。

次に寄与分を控除した残額を法定相続分や指定相続分で分割することになります。

また、相続人でない者(内縁の妻、長男の嫁など)については寄与分がない点にも注意が必要です。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ

↑↑ランキングに参加しています。ご協力いただける方はクリックを!!

【SPONSOR LINK】