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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

金持ち父さん、貧乏父さんを読んでみた。

昨日購入した金持ち父さん、貧乏父さんをさっそく今朝、読んでみました。

多くの人のお金に関する価値観を変えたといろいろなところで紹介されていたので興味は持っていたのですが、自分の今までの価値観も否定されるようで今まではなんとなく読まずにいました。

 

この本、楽してお金持ちになるための本というような印象がありますが、実際にはファイナンシャルリテラシーの重要性を説いた啓発本といえます。

 

確かに日本でいう競売物件のようなものを安く買って高く売ったぞ、みたいな自慢話的な部分もありますが、他の内容は金持ちになる人と、貧乏なまま終わる人では価値観や人生観がまったく違うけど、どっちを選ぶのよっていう感じの本です。

 

日本でも同じようなことが言えると思いますが、学校教育でお金に関することがタブーにされていたり、お金儲け的なものが美徳ではないというのがアメリカでも当てはまるようです。

 

そこで著者の本当の父親を貧乏父さん、親友の父親で著者がリスペクトしている近所のおっさんを金持ち父さんとして対比して紹介しています。

 

この二人の父親は、お金に関する価値観の前に、仕事に対する価値観も違います。

 

どちらがいいとはいえません。

 

いい学校で教科書的に学んで、いい会社に入って、一生懸命働いて給料をもらうのか…

 

学校はそこそこでもビジネスの現場で必要な知識を学んで、専門家をうまく使ってお金を生み出すのか…

 

そして、稼いだお金の使い方もまた二人の父親は異なります。

 

自分の生活やローンの支払いのために使い切るのか…

 

まず自分にご褒美をあげ、残りを次のビジネスのために再投資するのか…

 

人生やお金に関する価値観はどちらがいいともいえません。

 

ですが、いい学校に入っていい会社に入って…という価値観だけでは人生も寂しいような気もします。

 

少なくとも価値観は一つではなく、金持ち父さん的な発想や価値観も見習うべきところは見習って柔軟な発想で進む必要があると思います。

 

お金のために働くのか、資産をうまく活用して少しでも不安を取り除くのか…

 

お金+人生を学ぶための本だと思います。

 

仕事ではフローのお金が入ってくるけど、ストックベースでの収入もないと不安は消えないという教訓かな…という感じです。

 

いろいろなことが詰め込まれていたような気がするのでもう少し自分でも、検討していきたいと思います。

 

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

  • 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
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