久しぶりの書き込みですが、少し前に読んだ本の紹介です。
勝間和代さんの昨年の年末くらいに出版された本です。
仕事術系の本ですが、今回はズルいというのがテーマになっています。
ズルということで、基本的にはいかに効率化するかという勝間さんの初期のころから継続されているテーマだと思います。
まじめにやって成果がでないよりも、多少ふまじめでも成果がでるほうがいいというところが出発のようです。
確かに子供のころから真面目に勉強しているガリ勉タイプよりも、効率的に勉強して短期集中で取り組んだほうがなぜか結果がでていることもあります。
でも、周りからみるとズルいとか、要領いいよね…なんてちょっと白い目で見られたりします。
この法則をこの本では、自己分析力×論理思考力×レバレッジ力という数式で表現しています。
自分で一番心に残ったのが、自分の力で考える習慣と考えたことを実践する習慣というフレーズです。
自分自身で考えて行動する、そしてそれを習慣化することが大事という意味だと思います。
頑張ったのに成果がでないのは誰のせい…?
こんなに残業しているんだから多少の失敗は自分のせいではない?
そういった考えもときどき思います。
頑張ったことは結果のでないことのいいわけではないので、できる限り効率化して、要領いいやつと思われるくらいになれることが本当はデキるビジネスパーソンなのではないかという問題提起の本だと思います。
なんでも効率化したり、使える人脈とか、なんとなく計算高い気がして本当は好きではないのですが、あくまでもバランス感覚をもって取り組んでいこうかな…というのが感想です。