カエル税理士の資産税研究ノート

横浜の相続税と事業承継に強い税理士法人、行政書士法人で働く税理士、行政書士、CFP、プライベートバンカーのブログ

借金コンクリートと軽量鉄骨

ある程度まとまった大きさの土地があったとしましょう。

容積率も高く、マンション適地です。

そんな土地があったら迷わず鉄筋コンクリートの賃貸マンションを建てますか?

ゼネコンなどに相談したら、こんないい土地もったいないと言われるかもしれません。

駅近でこういったマンションが建てられる土地は確かに希少価値が高いのです。

でも、考えてみてください。

鉄筋コンクリートマンションの耐用年数は何年でしょう…?

法定耐用年数は、47年です。

10年後、20年後、今と同じような居住環境で賃貸できるでしょうか?

難しそうな気がします。

逆に、軽量鉄骨のアパートの耐用年数は何年でしょう?

鉄骨材の肉厚にもよりますが、一番薄いもので19年です。

20年弱であればなんとなくいけそうな気がします。

不動産ビジネスの基本は、何年で投資を回収できるかということです。

億単位の借り入れをして何年で回収するつもりなのでしょうか?

空室率は何%が収支ラインなのでしょうか?

長く多額の借り入れをするほど、デフォルトリスクは高まります。

商品開発や、人の嗜好の変化の激しい現代において、30年以上の借り入れをして賃貸マンション経営をするのは難しくなってきています。

ネットで賃貸物件を検索するとき、築30年のマンションと、築5年のアパートではどちらを内見しようと思うでしょう?

軽量鉄骨のアパートであれば、ある程度時代遅れになってきた、古くなったと感じたら気軽に建てかえができるというメリットがあります。

マンション適地の大きな土地であればそこを売却して、立地のいい築浅のアパートに買い換えるという選択もあります。

アパート、マンション経営はリスク管理が重要な時代に突入しています。

マンションか、アパートかということは建てる前に十分検討することが必要となりますね。

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