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実務の勉強法は条文よりも図解で理解する

税務や法律の勉強は基本的に文章で理解したり、覚えることが多い分野です。

税理士試験の勉強では図解のテキストで勉強することがありますし、実務でも大蔵財務協会の「図解○○税」などを使うこともあります。

 

でも、自分で勉強したり、本を読んでノートをとったり、まとめたりすることは本当に少ないのがこの15年くらいの感想です。

 

様々な資格試験を受験をしてきましたが、隙間時間で勉強するので市販のテキストを利用して書き込んだり、マーカーを引いたりするだけで参考書主体の勉強でした。

 

この数年は資格試験を離れて自分で考えて、自分で調べるというスタイルにしていますが、「勉強法」そのものについては試行錯誤です。

 

いわゆる実務書は基本的にわかりにくいものが多いです。

実務書を普通に読んでもそれなりに国語力がないと理解するのも難しく、記憶にとどめることはさらに難しいと思います。

そんな中で最近取り入れているのが図解で考えるというものです。

高校生くらいのときは時間があったし、勉強した気になるので「サブノート」的なものを作って勉強していました。

そのサブノート的なものを「読書ノート・研究ノート」としてメモをしながら勉強する形にしています。

隙間時間にちょっと読書…という感じのときには難しいかもしれませんが、机に向かっているときにはメモをしながら読書をすることで集中力が増して、それなりに勉強した感じになれます。

もちろん、整理しながらなので理解力も増した気がします。

事務所の本を借りてくることもあるので書き込んだり、マーカーを引けないという事情もあります。

資格試験というのは非常に勉強しがいもあるし、目標がはっきりして取り組みやすいと思います。

でも、次から次へと勉強していくとどんどん広く浅くと広がっていきます。

一度広く広げたら今度は掘り下げないといけないのが実務です。

掘り下げのためには資格学校や通信教育の会社が準備してくれるテキストはありませんから、自分で資料を探して勉強しなければならないのです。

さて、図解で読書ノート、研究ノートを作成するというのですが、これはいろいろなやり方があると思います。

マインドマップのようなものを利用したり、ロジックツリーのようなものを利用したり…

でも、あくまでも読書や研究のためのノートですからそれほどこだわらなくてもいいと思います。

ノートはシンプルイズベストなのです。

別に誰かに見せるわけではありません。学んだことを整理して、視覚で理解するのが目的です。

3色ペンや4色ペンで色を変えてみるのもいいかもしれません。

関連するものをブランチでつなげてマインドマップのようにするのもいいかもしれません。

目次から階層的に整理できるようにツリー状にするのもいいかもしれません。

最近読んだ本は「図解思考の技術」という本です。

まさにシンプルイズベストで参考になりました。

こういったメモはおそらく後でその本を読み返したときに理解が早める、記憶が蘇るという効果が一番大きいのかなと思います。

 

 

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