お盆も休まずカレンダー通りに営業の弊社ですが、なぜかこの時期に繁忙期到来です。
人が休むときに忙しいのがサービス業の宿命かもしれませんが、数年前まではこの時期は少しは余裕のある時期でした。
顧問先の会社がお休みのときは暇になっていたわけです。
会計事務所では確定申告が終わり、3月決算が終わり、時間がわりと取れる時期なハズ。
それが今年は少し事情が変わっています。
最大の要因は、
相続税改正。
当社が使っている某社の相続税のシステム改定が再来週に行われるという情報が入ったのです。
7月の路線価の差し替えで一応は計算ができているのですが、様式改定に準拠した今年の相続税のシステムがくるまで念のためストップをかけていました。
それが再来週目指しで一気に動き出しました。
さらにお盆の時期に相続を考えたい、休みの間に書類を揃えたいというお客様の対応もあります。
嬉しい悲鳴ではありますけど、改正の影響を考慮してあえて止めていたのがかえって繁忙期を作ってしまったようです。
仕事って一つ一つ完結させておかないと、後で大変なことになる…
という典型的な失敗談ですな
このままではパンクする…?ということで大急ぎでスケジュール調整が始まりました。
8月後半から9月前半で十数件を一気に申告する流れです。申告から逆算して仕事の段取りを担当者と詰めていきます。
実際に並べてみるとギリギリのタイミングでのスタートというのがわかりました。
普段は一件一件まとまる都度申告をして、控えを納品しているのでこの時期まで仕掛のものが溜まることはないのですが、やはり大きな影響です。
ただ、申告期限ギリギリというわけではないですよ。あくまでも自主的な期限までギリギリのタイミングということです。