独学派の皆さん、勉強場所に困りませんか??
自宅だとなかなか勉強がはかどらないし、資格学校の自習室は受講していないと使えない、、社会人の資格受験生、特に独学派にとっては勉強場所の確保は死活問題です。
今日はやる気満々と思って自宅で勉強を始めると、意外にいろいろな誘惑や邪魔が入るのではないでしょうか…
家族からいろいろ話しかけられる、用事を頼まれる…男性も家事を手伝うって現代では当たり前かもしれませんが、若いうちに無理して勉強しないと40代以降で苦労するかもしれません。
週末は大学に行ってみよう!!
そんな勉強場所難民にお勧めなのが大学の図書館です。
土曜日でも早い時間帯はほぼ貸し切り状態ですし、途中からそれなりに来ますが、満席になることもなく快適です。
ただ、試験期間中は結構混みます。いつの時代も友達にノートを借りて直前に詰め込む…というのが学生の定番なのでしょうか??
大学との再会のきっかけは…
自分が大学の図書館に通いはじめたのは6、7年くらい前でしょうか…大学卒業くらいのときはOBでも入れるみたいだよ~なんて話を聞いていましたが、実際にはいくこともなくて、存在すら忘れていました。
久しぶりに訪れたのは、情報処理か何かの試験の会場になっていて、たまたま大学入試でも使った校舎だったので懐かしさと、人生の儚さで胸がいっぱいになったのを記憶しています。大学卒業時は就職活動で挫折して、就職せずにTAC通いだったので、紆余曲折はありましたがちゃんと仕事ができて、自分でお金を稼いで生活ができているというだけで、自分をほめたいとうのと、いろいろな人に感謝の気持ちでいっぱいでした。
さらに、税理士会で申し込んだ裁判の補佐人として出廷するための研修である補佐人講座を母校で受講しました。1年間の単位大学院生とし慶應義塾大学の大学院で土曜日の午後の授業を受講していました。
その時は普通に学生の身分で大学に行っていましたからもちろん図書館は無料で入れます。補佐人講座自体は自腹で30万円くらいの出費でしたが…
そんな感じで土曜日に大学に行くという習慣ができると、今度はせっかく行くんだから午前中から行って租税法関係の書籍を読んでみよう、とか、予習復習をして参加しよう、という感じで自然と授業のある日は朝イチから図書館で勉強するというスタイルになりました。
勉強の習慣ができると仕事力も飛躍的に伸びる
行動が変わると習慣が変わる、習慣が変わると人生が変わる…ということが言われますが、まさに勉強の習慣ができると自然と条文を学んだり、実務書を読む能力が飛躍的に伸びます。
それまでは税務の雑誌や専門書を読むのは苦行で、法律用語にアレルギー反応を起こしていたのですが、この1年の勉強のおかげで苦手意識が解消されました。
今日読んでいたのも、民事信託や一般社団法人の実務書や実務雑誌で、これらもスラスタ読めるようになりました。
法律は英語と同じですから、苦手意識を克服して、文法や単語をある程度マスターできるようになると自然と頭に入ってくるようになります。不思議ですが、そういうもののようです。もともと数字のほうが得意だったので、ここまで来るまでに結構な数の法律の入門書を読みましたが…
やっぱりお楽しみは学食でのランチタイム
後は、学食でランチ、、というのもひそかなお楽しみです。
昔、学友たちと食べたよな…と思い出に浸りながら食べるのもいいものです。
安くて、旨い、というのが学食ですが…さすがに口も肥えてきているので、すごく旨いとは言えない。でも、懐かしい味。
図書館の入場は??
図書館への入場については、大学ごとに決まりがあると思います。公立と私立でも違うのかな??横浜市大だと、横浜市民は優遇で入場できたように思います。
慶應だとOBである塾員用の入場券が発行されますが、年間で1000円くらいだったと思いますが、慶應カードという塾生と塾員、学校関係者専用のクレジットカードを持っていると無料となります。
つまり、このクレジットカードを持っていれば無料で図書館が使えるのです。
1年更新で、免許証での本人確認や卒業年度と学部でPC上のリストと照合されます。
さすがに学生と間違えられることはない正真正銘のおっさんなので、学生と一緒に勉強するのはちょっと気恥ずかしい気もしますが、僕よりももっと年配の人も勉強いるので全然平気です。
社会人の通信講座がある日はさらに平均年齢が大幅にアップします。
そんな感じで、どうせ家にいてもテレビみたり、ゲームしたり、ゴロゴロしているだけだからな~と思ったら早起きして、本を片手に大学に行ってみましょう!