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僕もビリギャルだったかもしれない日々と中年の危機

先週の土曜日、高校時代の同級生の葬儀を終えて家に帰ると、なんとなく高校時代を振り返ったりしてセンチメンタルな気分でテレビをみていました。45歳で病気で亡くなったのですが、身近な同級生や同期が死ぬということは初めてのことで驚くとともに心の動揺もありました。

青春といえば受験じゃん??

高校時代ってやはり青春だったかも・・かもとか、アオハルを謳歌できなくて別に振り返るものでもないな・・とかいろいろな想いが錯綜しましたが、ふとビリギャルをもう一度見たくなって、Amazon FireTVでプライムビデオを観たりしました。

ビリギャルのストーリーは・・というとネタバレになりますが、学年ビリの茶髪ギャルが慶應義塾大学を目指すという実話をもとにした映画です。

家族の問題なども微妙に絡むわけですが、この映画が実は結構好きで観るのは2度目。

受験勉強というのはそれなりに青春要素が入っていて、ルーキーズなどの甲子園を目指す的なものと同じように感情移入をしてしまいます。

お前はどうせ日東駒専どまりだろう・・

僕はあまり勉強にも部活にも熱心ではなく、どちらかというと熱くなれないタイプでした。どこか冷めているというか、何をやっても夢中になれない人間でした。

授業の後は教室で麻雀をして怒られたり、友人の家でゲームをしたり・・そんなタイプの普通以下の高校生。夢中になれる何かを見つけられていたら、もっといい人生だったかも・・なんて時々思います。

そんなときに部活の顧問の先生から言われたのがこの言葉。

「お前なんかどうせ日東駒専どまりで、しょぼい人生が待っているだろ・・」

勉強なんてしていないのでどこかいい大学かどうか知らないので、日東駒専と言われてもふーーんという感じです。

その顧問の先生も数年前に亡くなってしまったので、真意はわかりませんが、僕を奮起させようとして言ってくれたのかもしれません。

別に言われて悔しくもないし、大学名でどうこうということもないのですが、その言葉は20年以上たった今でも心に刻まれているところを見ると思うところはあったのかもしれません。

大学に行くなら慶應??でも実力ないのに入っても・・

それでもなぜに慶應を目指したのかわかりませんが、小論文で受験できて楽ちんだからという理由で慶應の商学部を受験して、補欠でなんとか合格。まさに学年ビリレベルから現役で慶應に・・というストーリーなのですが、実は地獄はここから始まるのです。

やはり慶應ですから周りはみんなすごい勉強ができます。僕らの時代はベビーブーマーですから今よりも多分学生のレベルは高いと思います。

税理士試験時代の受験スキルがあれば東大も楽勝で入れたと思いますが、当時は受験スキルがなかったのにほぼ独学で慶應に入れたのは自分なりには納得です。

ほとんどが浪人してきていますから年上の同期です。田舎からまぐれで現役合格してきた僕なんてまるで大人と子供。

しかも小論文で入っているので、入学してから数学を叩き込まれます。そして第二外国語はフランス語だし・・親元を離れて一人暮らし、とくればホームシックまっしぐらです。

先月まで僕は高校生で、親元でぬくぬくとしていたのに・・・お金もないし、大学生活は全然楽しくない。

人生を生き抜くうえで一番大事なスキルは友達をつくることかもしれない、本気で思います。

もちろん、ラインはおろかスマホもない、いやいや携帯電話がない、むしろ平野ノラのバブリーギャグの時代ですから、ポケベルが最先端の時代です。

友達に連絡しようとすると容赦なく家族が電話にでます。だって家電ですから。

そして中年の危機へ

中年の危機(ミドルエイジクライシス)という言葉を先ほどしりました。

40代半ばになりましたが、やはり今までとは何かが違う・・このもやもや感は何だろう??ということでGoogle先生に質問してみました。

ふむふむ・・

自分だけではない、ということでちょっと安心。

誰もが通る道なのかもしれません。

もうちょっと頑張ってみようかな

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