資格ライフ.COM 

プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

税務判断もグレーゾーン、人生もグレーゾーンでいいんじゃない?

自分らしく生きること

10月からスタートしたドラマ、下町ロケットを毎週みています。

モノづくりにかけるオジサンたちの山あり谷ありのストーリーなのですが、働くってことを再認識させられる部分もあります。

働き方改革なんて言葉が先行していますが、今を一生懸命に生きるってやはり大事だなと思います。

働き方改革そのものを否定することはしませんし、定時で帰りやすくなってラッキーと思う人がいてもいいと思います。

人それぞれの人生だから働きたくない人は別にそれでいいと思うし、自分は自分らしく生きることが働き方改革だと思って取り組むだけです。 

ただそれは楽をしたいとかそういうこととは真逆の話で、やりたい仕事に全力を傾けることになると思います。それが僕の働き方改革。

人生100年時代ですからやりたくないことにしがみついていても仕方ない。

つまらないことで疲弊して心の炎が消えたら100年なんて生きられないんだから。

下町ロケット ゴースト

下町ロケット ゴースト

 

 過去データの処理するだけの税理士にはなりたくない

TKCの創業者である飯塚毅氏やタクトコンサルティングの本郷尚氏の著書などにたまにでてくるのがクリエイティブに仕事をするということです。

一般的には税理士は過去データの処理が基本業務です。

過去データの処理と手続き代行、基本的には他の士業でも同じように作業が中心の仕事になります。

クリエイティブな要素なんて一つもない、と思ってしまうこともあるし、作業自体は嫌いではない自分もいます。

慣れた仕事、自分で完結できる仕事、本当はとても心地いいんです。

無心で伝票入力して、貸借残高が一致したときのあの達成感、カタルシス・・・( ^^) _U~~、ランナーズハイならぬ「伝票パンチャーズハイ」といえるでしょう!

あれも、これも、そしてあれも、いやなこと全部忘れそうです。

そう、忘却のサチコさんのように。

 

 

でも、心のどこかから声が聞こえます、こんなことだけやって時間をすり減らしていいのか?

過去作業や手続き代行は時間を売る仕事です。

アイデアや問題解決による付加価値で勝負する仕事ではありません。

喰えればなんでもいいのでは?と思うかもしれませんが、これもこれからどうなるかわからない領域です。

どうせ挑戦せずに茹でガエルになるくらいならば、一歩抜きんでてアイデアや問題解決力、税務判断、交渉力で勝負してみたい!

頭の中でもう一人の自分がそんな声をあげています。

想像力と創造力

想像力と創造力はどこか繋がっているような気がします。

界隈で仕事をしているとだんだんと染まってくるのですが、税理士や会計事務所で働く人々は答えが決まっているような仕事が得意なようです。

逆に答えのない定性的な仕事は得意ではないような気がします。

数式に当てはめて答えをだすような作業は得意だが、自ら問題を作って解くような発想はほとんどないでしょう。

自分も実際はあまり得意ではなく、むしろいかに早く答えに到達するか、どうだけ早く処理するかということに重きを置きがちです。

でも、これでは駄目、こんなメンタリティではこれ以上成長できないというところまで来た時に臨界点に達しました。

今までのものを壊して作り直すという時期がやってきます。

算式を解くような思考、演繹法的なアプローチから帰納法的なアプローチへと移行したり、仮説思考を取り入れたり、様々な選択肢を吟味して全体最適となるような答えを導きだすような思考プロセスを取り入れるべき時期です。

自分はまだまだですが、やっと何かの入口にたどり着いた、次のステップに行くヒントみつかった、そんな気がしながらワクワクと仕事や勉強ができるようになったのが数年前からです。

一歩一歩挑戦しながら新しいスキルを身に着けて、少しずつ成長していくって楽しいと思います。

人生もグレーゾーンでいいんじゃない?

税務の取り扱いでは時々グレーゾーンにぶつかることがあります。

税務上の判断が確立しておらず、どちらともとれるような取引や処理がたまにあります。

税法があいまいで抽象的な部分もあり、文理解釈できないような事例も実務では数多くあるのです。

 

グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務 (新版)

グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務 (新版)

 

 

最近、そういったグレーゾーンがよくありますが、以前は上司や先輩の言葉や意見に流されることがほとんどでした。

でも、グレーゾーンなんだからそれぞれの解釈でいいじゃないかって思います。

グレーなんだから上司や先輩の意見も一つの意見でしかありません。

お前の意見を押し付けんな、とか、決めつけんなよ!って心の中で舌打ちを打っていますが、誰にも聞こえませんように・・・でも、グレーだから裁判でもしない限り本当は結論はでないのを僕は知っている。

書籍とかで調べると自分の意見のほうが多数派ということもあります。

だからなのか最近、グレーゾーンという響き結構好きです。

意外にアウトローというか、反骨精神が強いようで。

人生も白黒はっきりではなく、グレーゾーンでいいんじゃないって思ってしまっています。

って、言葉ではちょっと名言っぽいですが、よく考えると意味不明でした。

何となく気持ちはわかるかな???

【SPONSOR LINK】