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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

投資と資産形成の税金-上場株式の配当金と住民税の取り扱い。有利な選択は令和4年で終了します!

案内人のカエル税理士です。暑かったり寒かったり、体調管理が難しいですね。 前回ご紹介した上場株式の譲渡損益、配当金の税金はかなり複雑な取り扱いでした。 これをさらに複雑にするのが住民税の取り扱いです。 今回は上場株式の譲渡損益と配当金の住民税…

投資と資産形成の税金-上場株式の譲渡と配当の税金をわかりやすく解説

案内人のカエル税理士です。梅雨真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか? 投資や資産形成で中心になるのは株式投資や投資信託です。基本的には上場株式も投資信託もほぼ同じ税金の取り扱いとなっています。 今回は上場株式の譲渡損益や配当金の税金に…

投資と資産形成の税金-超過累進税率と比例税率の違いを知ろう!

案内人のカエル税理士です。梅雨真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか? 投資や資産形成で節税をする上では主に課税総所得金額に適用される超過累進税率と、その他の分離課税の所得で適用される比例税率の違いを理解しないといけません。 今回は超過…

投資と資産形成の税金-赤字(損失)と黒字(所得)の相殺ルール

今回は、10種類に分類して計算した各種所得のうち、プラスのものとマイナスのものを相殺する手続きになります。プラスとマイナスの相殺のルールです。 赤字の黒字を相殺する3つの方法 まず、同一の所得内で相殺をしていきます。これを内部通算とか所得内…

投資と資産形成の税金-所得控除のルール

投資に役立つ税金のルール。今回は所得控除についてです。 所得控除にはどんなものがあるの? 所得控除は15種類があります。 納税者や家族の属性、状況など「人」の問題に着目した人的控除と、保険料の支払いなどのそれ以外の状況に着目した物的控除の2種…

資産所得倍増計画で改善が必要な積立NISAの問題点と改善提案

岸田総理がインベストインキシダ発言をして、どうなんだろうと思っていましたが、資産所得倍増計画の全体像が見え始めてきました。 新しい資本主義で資産所得倍増を実現? 新しい資本主義実現会議のHP(内閣官房)で、過去の会議資料を閲覧が可能です。 ww…

投資と資産形成の税金-各種所得の計算ルール

投資と資産形成の税金シリーズの今回のテーマは各種所得の金額です。 所得税の基本のキの部分ではありますが、各種所得金額の計算は、1月1日から12月31日までの暦年の期間で所得とされるものを集計し、これを10種類の所得に分類する作業となります。…

積立NISAとiDeCoはどこが違って、どちらから始めればいいの?

投資や資産形成で節税効果の高い制度に積立NISAとiDeCoがあります。 これらは似ているようでちょっと異なる制度となっています。 今回は積立NISAとiDeCoについて解説します。 NISAとiDeCoの正式名称 名称は、「NISA」は少額…

FXやデリバティブ取引と暗号資産に関する税金の違いとは?

投資について勉強していくと、株式や債券などの伝統的な資産の他にも様々な投資商品があることを知ります。 実際に自分がこれらの資産に投資をすることはないかもしれませんが、税理士としてはある程度の知識をもっておく必要があります。 やったことないか…

米国株式は国内株式の税金とどこが違うの?米国株式投資の税金の税金について解説します

最近は米国株式を楽天証券などの国内の大手ネット証券で安い手数料で手軽に取引できるようになっていますので興味をもっている人も多いと思います。 YouTubeでも米国株投資について配信している人が結構いますよね。 海外の株式などに投資をする場合には、租…

これから住宅を買う人は必見!令和4年度税制改正で住宅ローン控除が変わります

令和4年度の税制改正では大きな改正項目はなかったのですが、住宅ローン控除には改正がたくさん加わっています。 (出典;財務省) 住宅ローン控除は、「年末借入金の対象額×控除率×控除期間」で節税額が決まる制度です。今回の税制改正ではこれらの3つと…

20万円以下の所得は申告しない?確定申告が必要なケース、確定申告をしなくていいケース、確定申告をすることができるケースとは?

実務をしていても迷うことが多い、本当は確定申告が必要なのか、不要なのか、はたまた確定申告をしたほうがいいのか、という問題について今回は解説してみます。 確定申告しなくてよいケース 確定申告をしなくてよいケースをまとめると、次のようになります…

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