中小企業の会計は大企業の会計とは違うということは周知のことだと思います。
中小企業の会計について3つの視点からとらえられると思います。
①中小企業の会計に関する指針(会社の視点)
②金融検査マニュアル(金融機関の視点)
③会計参与(会計の専門家の視点)
企業は、金融機関からの目を気にしながら会計の専門家とともに決算書を作成します。
このトライアングルでどのようなポジションをとるかということがポイントになると思います。
企業は、中小企業の会計に関する指針にのっとった決算を行うことが望ましいといわれていますが、その適用については任意とされています。
会計参与の導入についても企業の任意です。
そして金融検査マニュアルに則った銀行や信用金庫との付き合い方をどうするかというのも企業の自由です。
それぞれの企業にとってベストな会計への取り組みを検討する必要があると思います。