◎定期保険=死亡保障は高額だが、保険期間が終了すると一切保障はなくなる!
定期保険とは、あらかじめ決められた期間だけ加入し、その期間内に被保険者が死亡した場合のみ保険金が受け取れる保険です。
満期になっても満期返戻金が支払われない、いわゆる「掛け捨て」の保険です。
定期保険にはいくつかのバリエーションがあり、保険会社はそれぞれの愛称をつけています。
これらをまとめると次の4つの類型にまとめられます。
・定期保険(原型のもの)
・逓減定期保険
保険料は一定で、保障額が一定の割合で減少していく定期保険
・逓増定期保険
保険料は一定で、保障額が一定の割合で増加していく定期保険
・生存給付付定期保険
契約してから一定期間が経過するごとに、被保険者が生存していた場合に給付金が支払われる保険
また、ある年齢に達すると更新が必要な「更新型」と「全期型」の二種類があります。
・全期型
定期保険特約や入院保障特約などの保障期間が主契約の保障期間(払い込期間)と同じものをいいます。
保障期間中の保険料は一定で変わりません。
・更新型
定期保険特約などの保障期間があらかじめ10年などに区切ってあり、保障期間が終了するつど、契約を更新していく保険。保険料は更新のつど、更新時の年齢で再計算していきます。