東京証券取引所上場のJリート(不動産投資信託)を手がけるニューシティ・レジデンス投資法人が民事再生法の開始申し立てを行ったそうです。
上場リートでの破たんは初めて。
負債総額は1123億円。
不動産投資信託は一時は利回りもよく、資産運用の選択肢の一つとして期待されていたのですが、米国発の金融恐慌によってリート全体の信頼性が崩れて、一般の投資家も離れていくのは必然となってきています。特に新興の企業や、市場はここ一番に弱いということでしょうか?
今は、不動産関連の倒産が相次いでいますが、次は金融関係、製造、サービスとその輪は広がっていく可能性もあります。
信頼できる産業はないというのが本音ですが、不動産関連についての地盤沈下は目もあてられませんね。
でもこういう状況にも驚かないということが底なしの厳しさを示唆しているようで先行きが本当に不安ですね。