FPの世界では、「はじめにライフプランありき」というのがあります。
本の上の知識やテクニックを身につけることはそれほど難しいことではありません。
相談者の立場にたって、ライフプランを考慮したうえでアドバイスをすることはとても難しいと思います。
例えば、住宅の購入にしても子供の購入資金を援助するかどうかの相談などは、お客様の子育てや教育に対する考え方を理解するところから始まると思います。
相続対策や住宅資金対策、事業承継対策であっても、子育ての延長線上にあると僕は思っています。
つまり、大きく考えると「過去から未来」へつなぐ「今」の意思決定のアドバイスであって、単に節税になるとか得になるというアドバイスでは不十分ということになります。
すべての意思決定にライフプランの裏付けがある…それゆえはじめにライフプランありきなのです。