今年取り組もうと思っているのが税効果会計。
大きな会社では当たり前のことなのですが、中小企業で取り組んでいる会社はあまりありません。
その理由の一つが会計事務所の仕事が増えるというのがあります。
しかし、会社の業績を正しく判断するために会計の基準をより「中小企業の会計に関する指針」を順守した形にする必要があります。
そうなると生じる問題が、会計と税務とのかい離…
会計指針を順守した結果、会計の数字は厳しくなる可能性があります。
会計の数字は融資や利害関係者からの目にさらされることになり、数字が悪くなると外部からの評価もさがります。
そこで税効果会計によってこのかい離を埋める必要が生じます。
したがって税効果会計は中小企業の会計に関する指針を導入するうえで、まず取り組むべき課題といえるのです。
当社では中小企業の会計に関する指針の導入と、その前提となる税効果会計への取り組みを確定申告後に取り掛かろうと思っています。
