FPの仕事はまずライフプランありきといわれています。
それほどライフプランはFPの業務にとって重要なのです。
FPとして顧客のライフプランを構築することになりますが、そのニーズや目標は各年代により異なります。
20代で独身のケースと、50代で妻子ありのケースでは明らかにお金の使い方が違うのは理解できるでしょう。
したがって各世代別にそれぞれの次のような事項を盛り込む必要があります。
≪年代別プランニングアドバイス≫
「20代」
・社会的自立期、ファイナンシャルプランニングのスタート
・貯蓄の習慣、運用、保険、カードなどの知識を身につける。
・結婚資金の準備を検討する。
「30代」
・家族形成期、ライフプランが多様化
・住宅、出産、教育費用準備、遺族保障の準備
「40代」
・家計成熟期、教育資金などで資金繰り悪化の懸念。
・住宅ローン、教育資金の捻出が課題
・老後資金準備、保険と住宅ローンの見直し
「50代」
・家計成熟期
・子供の年齢によって教育費用からの開放
・老後資金の本格準備が始まる。
「60代」
・老後前期
・退職金運用、年金受取、ローン残債の処理
・医療、介護費用の充実を図る。
「70代」
・老後後期
・財産管理、遺言準備