ITを活用した経営の活性化の一つに業務標準化があげられるでしょう。
中小企業は少数の人が自分の経験だのみで仕事をすることが多いため、業務の標準化が遅れがちです。
手書きの書類に頭の中だけのノウハウ…こんなことでは継続的な改革は不可能です。
せめて、書式だけでも統一のものを準備して業務をすすめることが大切なのではないでしょうか?
例えば、マイクロソフトのサイトではビジネステンプレートが無料でダウンロード可能です。
http://www.keikakuhiroba.net/service/format/form_top.html
一人の人間が仕事を効率的に行うには手帳を使ったり、メモを活用したりいろいろありますよね。
でも、複数の人間が同じ仕事をいっせいに行うような場合には書式の標準化とともに、業務マニュアルの整備があります。
当社では、確定申告や年末調整など業務が集中する時期があります。
こんな時期に早期に業務を終わらせるため、オリジナルのマニュアルとチェックリストを徹底して活用しています。
それをここで披露できないのは残念ですが、当社でとりくんでいる標準化は、作業マニュアル、チェックリスト、進捗管理表の3点です。
会計事務所は昔は職人仕事でベテランの仕事を若手が見よう見まねでやるというのが当たり前でしたが、今は標準化できなければ会計事務所も生き残れないのです。