昨日は、雪による交通トラブルを予想して早めに退社したためオンタイムでカンブリア宮殿をみた。
ゲストは、星野リゾート代表の星野佳路さん。
星野氏が率いる星野リゾートといえば、観光業界ならずともその名を知っているホテル再生のスペシャリストといえる。
代表の星野佳路さんはまさに時代の寵児だ。
昨日の放送で特に心に残った点は、コンセプト決めに時間をかけるということ。
単なる顧客サービスを追求することではないの。
施設ごとに異なるコンセプトをお客様に提供することを重視している。
星野氏いわく「ニッチを極める」ということだろう。
旅館やホテルはある程度は、格式や料金などで客層が決まると思うが、コンセプトを決めたところから逆に客層が絞られてくるのが特徴なのかもしれない。
我々、会計事務所のサービスでも同じようなことがいえる。
来るものは拒まず、去る者は追わず…とりあえず一般的な会計事務所像から入り、顧問料などでふるいにかかって顧客層は固定化されるといえる。
今後もそのやり方で事業が継続できるとは考えられない。
これからは得意分野に特化してニッチなサービスを極める経営戦略が我々にも求められるだろう。