最近思うのは、不動産経営で飯が食えると思うのは間違いだということ。
不動産も投資の一つですから、職業として不動産経営を考えるよりも利回り商品として不動産経営を考えるべきだと思う。
資産家の中には親から受け継いだ土地を守っていれば生活に困らないと思っている人もいるかもしれない。
しかし、株の運用とたいして変わらないと思えばそんなに楽に飯がくえるわけがない。
しっかり勉強して、汗水流して働かなければいい暮らしはできないと考えるべきである。
土地をもっていれば土地から購入するよりも、利回りはいいかもしれない。何倍、何十倍も違うだろう。
まず考えるべきは、長期安定的に運用するための仕組み作りに取り組むことである。
・使用可能期間は何年
・使用可能期間内の予測収入の推移
・必要経費の予測
・借入金の返済計画、金利の予想
・維持、保守等の費用の見積もり
・税金の予測
・大規模修繕、塗装等の計画と費用の見積もり
・再築時期と解体、再築費用の見積もり
・敷金、保証金の保全方法
・火災保険、賠償保険等のリスク管理
上記のことから、投下した資本を家賃収入として回収し、それをどうやって次の投資までに蓄積していくのかなどを検討したうえでいったいいくらを生活費にまわせるのかを考える必要があるだろう。
どうだろう、生活費にまわせる余剰利益はどのくらいあるだろうか?
安定して経営をし、次の投資にも備えるためには利子や配当と同じように考えることの重要性に気付くだろう。
専業でオーナー生活を営むのはリスクも高いし、相当の利回りを実現しないといけないだろう。
できれば、兼業大家であるのが望ましいと思う。