最近、ネットでちょっと心ひかれる資格を見つけました。
その資格とは…
「賃貸不動産経営管理士」
賃貸不動産経営管理士協議会の公式ホームページによると、この資格の背景として次のように紹介されています。
「現在、少子高齢化の進展や循環型社会への移行を背景に、不動産市場では、供給量確保の視点から良質なものをより長く使用するストック重視の考えが広がっています。また、土地神話の崩壊を契機に、収益性に基づいた不動産価値の評価が定着するとともに、不動産証券化や不動産投資の進展によって不動産の所有と経営の分離が促進され、不動産価値を維持・向上させる専門的知識や技術・ノウハウが強く求められています。
一方、グローバル化が急速に進展するなか、国内外において、生活の安心や安全が脅かされ、国や企業などの倫理やコンプライアンスがかつてないほど強く求められています。国民生活の基本をなす賃貸不動産市場においても、多様化する住生活へのニーズや複雑・専門化する不動産環境に対して、紛争を未然防止する観点からも高い専門性と倫理観を持ち、テナント・入居者、所有者、管理業者のいずれにも偏らない公平な立場で業務にあたる知識・技術・能力を備えた賃貸管理業務の専門家を育成することが喫緊の課題となっております。」
不動産の所有者は必ずしも不動産賃貸経営のプロではありません。仲介する不動産業者も経営の専門家とは言えないのが実情でしょう。
不動産の賃貸経営と管理の専門ノウハウを備えたプロがこれからの不動産賃貸市場の活性化には必要なのではないかと思います。