かなりベストセラーとなっているこの本、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」。
現代経営学の父というべきピーター・ドラッカー。
その代表的著作である「マネジメント」をもとに高校野球部の運営をしたらどうなるのか?
著者は、秋元康に師事した放送作家。
「とんねるずのみなさんのおかげです」や「ごっつええ感じ」、AKB48のプロデュースにもかかわってきたようで、いわゆる業界人といえる。
内容としては高校野球の新人マネージャーが、野球部のマネージャーと経営でいうマネジャーを間違えて書店で手にしてしまったドラッカーの「マネジメント」。
しかし、この「マネジメント」に書かれていることを純粋に実行していったら都立高校の弱小野球部が1年足らずの間に甲子園を目指せるようになるというもの。
随所にドラッカーの本からの抜粋がでています。こちらも興味がでてきます。
ストーリーも感動あり、泣かせありというなかなかべたな感じ。
しかも登場人物もAKB48のメンバーをモデルにしているとあとがきで明かしています。こちらもファンの方には楽しみなのではないでしょうか?
結構、楽しめて勉強になる1冊でした。