別の会計事務所さんから引き継いだお客様についてまず最初に行うのが、勘定科目のみなおしです。
経費等を処理する勘定科目については、使っている会計システムや会計事務所により、さらに同じ事務所でも担当者によってバラバラだったりします。
当社ではTKCシステムを利用しており、科目配置基準が決められているためほぼ同じ基準で行っていますが、担当社がきちんと理解していないと間違った勘定科目で処理されてしまいます。
業務の標準化や、同業他社比較等ではこの基準を順守することが重要となります。
別の会計事務所さんで処理した前年の元帳を確認し、取引ごとに当社で利用する科目に振り分けを行って期首の残高や前年データを復元していきます。
この最初の作業の出来によってのちのちの作業効率などにも影響するので大事な仕事です。
工程の最上流の設定を丁寧に時間をかけて行うことがどのような仕事でも大切だと感じながら行っています。