最近、お墓に関するお話を聞く機会が増えています。
お墓を探す活動のことを「墓活」というらしいです。
終活は聞いたことありますが、墓活ですか…
お墓を買ったり、お寺に寄付したりすると、何か税務上の控除とかはありますか…
という質問もありました。
お寺からお墓を買ったり、寄進したりしても寄付金控除とかはありません。
重要文化財になっているような建物の建て替えとかの場合には寄付金控除の対象として指定されていることはありますが、基本は控除対象にはなっていません。
でも、相続税対策として提案することはあります。
お墓は相続税が非課税です。
したがって、お墓を買って現金が減ればそれだけ相続財産が減少することになります。
ただし、未払いはだめです。
非課税財産とひも付きの債務は債務控除の対象とならないからです。
一方で、相続対策の一環としては亡くなったあとで、家族がお墓を購入すると、相続税がかかったあとでお墓を購入することになります。
例えば相続税の上積み税率が50%の場合、1000万円のお墓を生前に購入するのと、相続発生後に購入するのとでは500万円の違いがあるわけです。
お墓の相場は僕にはわからないのですが、ちょっとした石の違いで数百万が変わるケースもあるそうです。
坊主丸儲けだな…って
おっしゃっていましたが、お寺とタイアップした石屋さんの利益になると思うので税金がかからないわけではないと思いますよ…。
お寺へのリベートとかもあるのかもしれませんけどね。