税理士試験が来週、実施されます。
受験生時代を思いだしますが、この暑い時期にもう大変です
いつくらいに資格をとったの??
というのを時々聞かれることにあります。
僕は23歳のときから受験して、26歳のときに合格しました。
学生からそのまま受験専念生活に入ったので勉強と受験を両立していたわけではないのですが、今になってみるとそんなに急ぐ必要があったのかな…と思います。
もちろん早く合格したほうが就職には有利だし、もちろん給料も上がると思います。
税理士資格を基盤にしながらいろいろな方向へ可能性も広がります。
でも一方で、独立するのでなければそんなに若いうちに合格する必要はないと思います。
税理士登録するには最低でも2年間の実務経験が必要です。
たったの2年です。
長いと思うか、短いと思うか…
いやいや仕事をすれば、とてつもなく長いです。
でも、2年たってみると全然短い…
2年では浅い知識と経験だけです。
もっともっと学ぶことは多い、こんな状態では税理士なんて怖くて名乗れない
というのが初めて名刺に税理士と印刷されたときの正直な感想です。
つまり経験なしから2年で独立するのでなければ、しっかり仕事と勉強を両立させて資格をとっていけばいいのではないかと思います。
20代で資格をとって独立…という目標設定はもちろん大事かもしれません。
でも、毎日がんばっていればあっとゆう間に10年です。
10年たって、資格と経験、人格が揃えばそれでいいのではないでしょうか。
年齢的にベストなのは、たぶん30代前半くらいではないかな?
それまで頑張れば、資格をとってすぐに間違いなく胸をはって税理士と名乗れると思います。
だから、毎日仕事と勉強を頑張って両立し、目先の資格にこだわらずに力をつければいいんだと思います。
仕事は試験と違ってなかなか結果が見えにくいものです。
でも、時がたつと必ずわかります、
「自分の力が思ったよりもついていること」、
「お客様の信頼は間違いなく以前よりも大きくなっていること」、
「自信をもって仕事ができていること」。
あと1週間、会計事務所によってはそろそろ試験休暇かもしれません。
試験に向かって全力で最後の仕上げをし、
試験が終わったら、
また仕事で成長していきましょう