こういった話をするとさも自分が成功者だと思われるかも知れませんがそんなことはありません。 まだまだ努力が足りないし、だめだめな部分が多々あります。 自分自身のここを治せばもっと成長できるのに…という反省を含めて、成長する税理士とそうではない税理士の違いに書いてみます。 それはプロ意識に集約できると思いますが、この言葉は人によって捉え方が全く異なります。
プロフェッショナル…っていうのはイメージであって、定義ではない。
次に思いつくのが高いメンタリティがあること。
いや、これもなかなか定義づけの難しい言葉です。
僕が考えるに、いかにガツガツいけるか、ガッつけるかということではないでしょうか?
もちろん、士業にとっての成功は、ブランディングや、マーケティング、営業的なセンスなども必要となるでしょう。
経営的にはそれが正解だと思います。
お客さんがこなければどんなに優秀でも仕事になりません。
でも、専門家としての成長と、経営者としての成長は比例はしないと思います。
僕は事務所の経営にはほとんど興味はない
利益がでようが、お客さんが増えようが減ろうがどうでもいい
というのはちょっと言い過ぎですが、仕事の中身や顧客満足、品質に興味はあるけど、別に質を下げて安くしようとか、嫌な客に頭下げてやりたくもない仕事なんてしたくもないわ
という個人的な感情はさておき、専門家としてどうやって成長するかは、どこまで自分を追い込んでガッついて仕事ができるかにかかっています。
勤務しているとき、修行しているとき、働きながら勉強しているときにでも、どこまでガッつけるか、仕事に対して貪欲になれるかではないかと思います。
この時点でサラリーマン感覚になってしまう人は税理士になっても成長できないと思います。
資格を取っただけのサラリーマン・OLであって、専門家ではない。
ここが一番大事で、資格取得=専門家ではなく、意識が変わらなければ何も変わらないというのが自分の印象です。
だから、自分はまだ試験に合格していないとか自己限定するのではなく、あくまでガツガツ、先輩の仕事を食ってしまうくらいのつもりでやるくらいが必要ではないかと…
どんな仕事でも、自分の能力や時間的な制限を超えて、仕事を夢中になってできるかどうか、一流と二流の差というのは、結局こういったところなのかな…と考えています。