参議院選挙が終わり、別に政治に詳しいわけでもないですし、選挙制度について知識があるわけでもないですが、なんとなく今の選挙制度には課題があるように思います。
どうして自民党が選挙区で圧勝できるのか?
確か、小選挙区制の導入のときにはアメリカ型の二大政党制になるから選挙制度も整備する必要があるという話だったような気がします。
でも、今は二大政党だったっけ?
自民党とその他小規模政党というのが現実でしょう。
こういった状況では、選挙制度のマジックで一人勝ちの状況を作ってしまうということなのでしょうか?
今更もとに戻しても仕方ないし、これに代わるような選挙制度がないというのなら仕方ないと思います。
決められたルールのもとで戦うのが求められるのですから、この期に及んでルールが悪いといってもしょうがない。
でも、ルールは大きな政党に有利にできているようです。
橋本市長も最近言っているように野党で協力して対抗軸を作っていかなければならなかったのではないでしょうか。
というより、昨年の衆議院選挙の反省は野党にはなかったのでしょうか?
二大政党制しか選択肢がない選挙制度での民主党の凋落はもはや政治制度そのものの崩壊ではないかと思わざるを得ない
でも、本当に日本人は二大政党制を求めているの?という疑問も…
アメリカ人のような白か黒か、キリスト教かそれ以外でしか考えない民族ではなく、日本人のような多宗教民族は基本的にもっとファジーで選択肢を絞ることを求めていないような気がしてしまうのは僕だけかな?