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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指す税理士のブログ-TaxAccounting&Financial Planning

王様のレストラン

最近、企業再生の研修にでていたため、経営や財務に関する本を読んでいます。

今日は移動が長そうだったのでとりあえず本棚から取り出した新書本を鞄に忍ばせつつ出撃しました。

新人OL、社長になって会社を立て直す (青春新書プレイブックス)/青春出版社

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内容的には新人OLが社長になって会社を立て直すというそのまんまの内容なのですが、マーケティングの要素が大きいため我々士業にも有用な話のような気がします。

イタリアンレストランといえば、王様のレストランというドラマが昔ありました。

王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe/ポニーキャニオン

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レストランというのは経営の要素が詰まっている職場なのか、なんとなくこの手のストーリーの題材にはよくつかわれる気がします。

我々士業というのはレストランでいうと誰にあたるのか…

僕はシェフだと思います。

もちろんオーナーシェフの人もいるだろうし、シェフ一人で切り盛りする場合もあるでしょう。

会計事務所の品質はシェフである税理士の腕次第です。

接客をする人、支配人的な人もいるでしょう。

でもお客様に提供するサービスの大部分は税理士が行うことになります。

腕のいい税理士には多くのお客様がつくでしょう。

売上だってあがるに違いありません。

しかし、一人でやるには規模の限界があります。

本当に腕がよければ成功報酬やコンサルタントなどで一人で何千万円も稼げるかもしれません。

でも、基本的にはチームで仕事をする必要が生じます。

その場合に重要になってくるのがマニュアルや手順書となります。

いわばレストランのシェフでいうところのレシピです。

実は税理士事務所の品質は、税理士の腕ではなく、このレシピがどれだけしっかりしているのか、そしてそのレシピ通りに作業できるスタッフをどれだけ育てられるか次第となります。

ということで現在、このレシピの改良に取り組んでいます。

レシピがあればどんなにお金を積んでも買いたいところはありますが、結局はそのレストランの味なり方針によって若干味付けが違います。

こういったレシピをどうやって作っていけるのかが税理士の腕の見せ所です。

レストランが舞台になるようなドラマを見る時はいつもこんなことを考えながら見ています。

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