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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指す税理士のブログ-TaxAccounting&Financial Planning

新しい資格にチャレンジ!医業経営コンサルタント資格に挑戦する

毎年、少しずつですが新しいことにチャレンジしたいと思っています。

昨年は大学院の税務訴訟の補佐人講座を1年間受講し、法律面の強化ということでビジネス実務法務検定も受験しました。

去年のテーマは「法律」でした。

会計事務所というのは年度サイクルですが、よく言われるように繁忙期と閑散期にわかれます。

といっても暇な時期はないというのが印象ですが、業界全体としては6月から10月くらいまでは多少ゆとりがでます。

だから、この時期は学びの時期、自分自身のレベルアップの時期なのです。

 

それで、今年のテーマ…

 

「医業経営」

といっても病院やクリニックを経営するわけではなく、あくまでも会計事務所の立場からのサポートではあるのですが。

医業経営コンサルタントという民間資格があります。

 

経営コンサルタントというのは自由に名乗れるのかもしれませんが、それなりに業界内では団体があり、医業経営の分野ではこの医業経営コンサルタントが一応権威がある団体といえます。

取り急ぎ、テキストと1次試験の応募をして資料が先週届きました。

研修を約18時間見なければいけないのですが、この週末の二日間で一気に見ました。

途中、意識のない個所もありましたが、1回転はできました。

 

DVDで見た感想としては、試験対策的な講義なのであとはテキストを読んどけということなのね…という感じです。

それでも合格率は80%ですからテキストさえしっかり読み込めば大丈夫な気がしています。

1次試験に合格すると2次試験は論文の提出になります。

 

これは試験ではなく、大学の卒論のような形での提出になるようで、時間をかけて調べてまとめる必要があるようです。

論文はなかなか書く機会がないので、この機会に論文の企画や準備、作成についてしっかりやるつもりでいます。

さて、それではなんのために医業経営なのかというと、当社では医業や介護関係のクライアントが数十件あります。

資産家、中小企業、クリニックが当社の顧客層になります。相続対策や資産活用など資産家向けのサービスはかなり充実してきました。

中小企業向けのサービスも定形的にできています。

役員会で検討し、少し底上げが必要なのが医業向けのサービスではないか…というのが今回の取り組みの目的です。

当社でも相続関係の業務が最近伸びてきていますが、基礎控除等の改正を控えて一種のバブルのような気がします。こんな時期だからここ踊らされずに、地道に既存のお客様に質の高いサービスを提供するのが大切ではないかと思います。

医業経営コンサルタントは当社に既に一人いますが、今後は二人体制にし、支援体制を強化していくことになります。

クリニックを経営しているドクターのニーズは、中小企業と資産家向けのサービスをミックスしたような領域という風にとらえています。

 

 

特に相続対策や事業承継などFP的なニーズは高く、信頼できる会計事務所にいろいろ相談したいと思っているドクターは多いように思います。

  

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こういったお客様のニーズにしっかり答えて、事務所としての付加価値をあげていきたいと思っています。

 

1次試験は8月末です。

 

合格率80%と聞くと思わず手を抜きたくなるところですが、合格と同時に必要な知識を高めるということを目指していきたいと思います。

  

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