今日も母校の図書館を利用して勉強をしていましたが、なかなか覚えられません。
いわゆる資格試験用のテキストではないので確かに視覚に訴えるわけでもわかりやすいわけでおないのですが、やはり記憶力は年々落ちているように思います。
大学の図書館だからまわりは皆さん大学生、20歳前後です。
年齢が倍くらい違うわけですから記憶力に差があるのは仕方ないし、羨んでもしかないことです。
税理士試験なんて今からでは絶対無理だと思います。
昔はがんばって覚えましたが、暗記なんて絶対に無理だと思います。
まあ、実務では暗記する必要はほとんどありませんから大丈夫ですが、今となっては記憶に頼ったりするのは危険です。
20代と30代、40歳を過ぎてからでは仕事のやり方を変えないといけません。
メモやスケジュール帳は手を離せません。
若いうちなら予定なんてメモしていなくても覚えていられたし、お客様との打ち合わせでもメモしなくても大丈夫でしたが、今はメモをしたり記録をしておかないともう不安で仕方ありません。
ただ、我々の仕事も徐々に記録にとらないとリスクも増えてきているのは事実でしょう。
言った言わない、どちらの責任…税理士の仕事は税理士賠償責任訴訟のリスクを常に意識して仕事をしないといけないので、毎日の仕事の内容、お客様との打ち合わせの内容は記録に残すというのを意識しています。
20代から税理士登録して40代に入りましたが、20代とは責任の重さが違います。
事務所の周りのスタッフも、お客さまも容赦ありません。
若いうちは可愛い可愛い…で許してもらえたのに
記憶力や暗記力は若いうちかもしれません。。
年を取ったら…ではなく、若いうちからでもそんなもんを当てにしていたらひどい目にあいます。
記憶力を高める努力をする前に、記憶力が下がっても仕事の効率や正確性を下げないような工夫が大事だと思います。
条文を使っても、ネットを使っても、ITを駆使してもいいんです。
実務では恰好つけずに堂々とカンニングするのが正しいと思います。