毎日、経理処理でお疲れさまです。
伝票作成、帳簿入力、月次決算…社長や営業社員たちは経理なんて事務所でのんびりやっていい身分だななんて思われていませんか?
でも経理担当者も結構忙しいはずです。
毎日、毎週、毎月の締めがあったり、決算がくると猫の手も借りたくなります。
でも、せっかく作成した会計数値、会社で役立っていますか?
会計数値を役に立てるのはいつか?
そんなことを最近思います。
経理担当者の方と面談すると、経営分析のための数値を出したり、部門別の損益をだしたり忙しいなかでも時間を割いて経営に役立つ資料を作っていると言います。
経営者の方と面談すると、いやそうではない、会議で使うのは売り上げのデータと部門の責任者からのヒアリングで会社の方針を決めているといいます。
どちらの話が正しいのでしょうか?
おそらくどちらの話も正しいのでしょう。
ただ単にお互いのコミュニーションがとれずにせっかく作ったのに使われていないというのが現状というところでしょうか?
でも、使わないなら作るだけ時間の無駄でしょう。
作るんだったら使わないと意味ないでしょう。
経理担当者が独りよがりで作ったとしても資料は意味がありません。
せっかく作った資料はいつ使えばいいのか?
それは会議です。
会議でいかせてこその会計数値であり、経営資料なのです。
会議でいかす前に、会議が社内で機能しているかの点検が必要だと思います。
どのような会議が必要とされるのか、その会議では誰が参加し、どのような資料が必要なのか?
そんなところから見直してみてはいいのではないでしょうか?