事務所内ではスタッフの作った書類のチェックが中心ですが、最近は結論のわからない仕事はなるべく押し返すことにしています。
質疑応答集やインターネットを印刷してドヤ顔で提出したり、分析したデータだけをつけてチェックに回されてもこまるので、自分のなかで結論がでるまでまとめさせるようにしています。
従来型の会計事務所では数字をまとめる仕事が中心でした。
でも最近はインターネットやIT化が進んで考えない仕事はどんどん専門家から離れています。安い報酬でやるか、やらないかの選択をすることになります。
そのため税務判断のできない税理士は必要なくなってきているし、数字をあわせるだけのスタッフは事務所経営の中では戦力外通告を受けることになります。
そうならないように各自が調べて、考えて、結論までだせるような仕組みを考えています。
スタッフの働き方や、社風などこの辺の発想の転換はかなり難しいのが現実です。
でも、時代の変わり目にいるという実感を持って体質を変えていかないといけないと思います。