会計事務所の仕事は基本的に数字をまとめることにあります。または、文書作成というのもあります。
新人とベテランとではこの書類の精度が全く違います。
入力スピードは勿論のことながら、できるスタッフはミスがないのです。
全くのミスなく入力できるかというと人間ですからたまには間違いもありますよ。
むしろ間違いを恐れてひとつひとつ慎重にやっていたらスピードに影響します。
スピードは慣れるとこであげていけますが、正確性は訓練やトレーニングが必要です。
たまに頼んだ仕事を入力だけして終わらせる人がいますが、チェックまでできて初めて一人前です。
毎月の試算表であれば、各種の補助簿や給与台帳、固定資産台帳などとの整合性チェック、前期との比較は当然行います。
申告書でも主要な項目の連動や転記チェックはやりますし、そのほかの項目も一言一句が確認対象です。
文書についても誤字脱字や、接続詞の使い方までチェックします。
入力なんて機械的に行いますから正直だれでもできます。
セルフチェックに始まり、他のスタッフや部下の作成した書類のチェックまで完璧にできるスタッフが使える会計事務所職員だと思います。