マイナンバー対応がいよいよという感じです。
我々、会計事務所でも顧問先へのアナウンスや事務所の体制整備をしています。
こういう新しい制度がはじまると会計事務所や税理士事務所は対応に追われることになりますが、これが正しい状況なのか不思議に感じることがあります。
マイナンバーはビジネスチャンスという業界もありますが、会計事務所職員にとってはいい迷惑、余計な仕事が増えるだけです。
お金になればいいですが、会計事務所が対応してくれるから大丈夫だと他人任せのクライアントもいます。
本来は社員などからマイナンバーを集めるのも管理するのも企業の責任で、契約書にも記載していないマイナンバーの対応は会計事務所の仕事ではありません。
どのように企業が対応すればいいかの指導はしますが、会計事務所に丸投げではこちらも困ります。
つまり、こういう制度ができるときこそ会計事務所と企業との、責任や業務範囲を明確にしておかないとトラブルに繋がると思います。
マイナンバー対応、まずは中小企業それぞれが自社のこととして向きあうこと、社内で対応可能なのか、外部への支援を頼むのか、支援先は会計事務所なのか、社労士事務所か、ベンダー系なのか?を検討する。
こういうことが大事ではないでしょうか?
マイナンバーでも委託先の管理まで企業の責任になっています。
他人ごとではないですよ!というのが今お客様に言っていることです。