当社では従来、納税者単位での顧客管理をしていましたが、今回ファミリー単位の支援に切り替えました。
会計事務所の顧問先といえば個人と法人、確定申告や会社の申告などで、納税者単位での管理をするのが基本です。
通常の管理ではこれが基本ですが、最近では相続対策や事業承継などファミリー単位での支援が増えています。
そのため、従来から納税者単位で顧客コードを割り当てていましたが、階層化してファミリーコードの下に枝番で個人を割り当てるという方式に切り替えました。
納税者単位という税務申告中心の業務体制から、事業承継や資産承継などエステートプランニングをメインの業務体制への移行です。
もちろん会計や経営の支援も中心に行っていますから、ファミリーの中心には法人があります。
事業会社のこともあるし、資産管理法人であることもあります。
会社の経営理念の近い理念としてファミリーミッションという考え方もあります。
法人の運営も含めて、ファミリーや同族一族として会社や資産をどのように運営していくのかを考える必要があります。
当社の中心の顧客は、事業会社だけではなく、開業医や地主系の資産家があります。
今後、こういった顧客層にはこういったファミリー単位での顧客管理や支援が重要となるのではないかと思っています。
PB・FP・資産家のためのエステートプランニングのすすめ―新しい個人資産管理ビジネスの実践
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