プライベートバンカー資格の勉強をしていますが、内容的にかなり共感する部分が多いように思います。
あまり受験者数も多くないようですが、もっと評価がされてもいいような気がします。
プライベートバンカーとは何をする人?
証券アナリスト協会ではプライベートバンカーとは何をする人かについて次のように定義しています。
個人富裕層のための生涯戦略の設計を行う手助けをし、その実現に向けての支援を行い、計画と乖離を見直すプロフェッショナル
個人レベルでライフステージのPDCAサイクルをまわす手助けをする専門家というところでしょうか?
知識(試験)の科目は?
基礎知識体系によると科目としては7つあります。
- RM(リレーションシップ・マネジメント)
- WM(ウェルスマネジメント)
- 不動産
- 税金
- 信託・エステートプランニング
- マス富裕層
- 職業倫理
試験では3つにわかれる
なぜか試験は科目別に行われるわけではなく、これらが3つに集約されることになります。
- WM
- 不動産と税金
- RM、信託・エステートプランニング、マス富裕層、職業倫理
テキストや問題集をみていくと、どうやら知識を問うような問題だけではなく、価値観や考え方を問うような問題もあるようです。
この辺りはFP試験とは少し毛色が違うのかな?と思います。
文系的なセンスと理系的なセンスの両方が問われる
例えばRM(リレーションシップマネジメント)は、顧客を知ること、自己を知ることから顧客と効果的な関係を築くということを学んでいきます。
敵を知り己を知ればなんとやらですか…??って感じがします。
ただ、親身になって相談にのる、、単なる専門家ではなく、信頼されるアドバイザーになるためにどうすればいいか?
まずはクライアントを知ること、そしてそこに人間関係を作り上げることがスタートになるというところでしょうね。
もちろん知識を問うというところもあります。
不動産や税金、信託などは知識の部分が多そうです。
WM(ウエルスマネジメント)は、証券アナリスト協会が最も得意とする部分なのか証券分析や金融資産運用の知識も必要となります。
数学についても必要になりそうな感じです。
実際の実務もそうだと思いますが、文系的なセンスと理系的なセンスの両方が必要となるのかな、、というように思います。

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