資格の勉強をはじめてみたはいいものの、途中で挫折する人ってやはりいます。
自己嫌悪やマイナス思考になり、せっかく勉強をはじめてプラス思考だった反動でうつ状態になることもあると思います。
前回はそもそもその資格が、今の自分に必要だったのかという選択段階での痛恨のミスをとりあげていますが、今回は少し先に進んで始めてみたものの・・・というケースです。
やる気があるのにどうして挫折するのだろう、と思うのですが、やはり途中で投げ出す人にも特徴があると思います。
資格試験の勉強の途中で挫折をする人の傾向と対策?
途中で挫折する人の特徴として次のようなものがあると思います。
原因1:理想が高すぎる
資格の勉強にはある程度の経験やつながりが重要になってきます。
最初から難易度の高い試験や合格率の高い試験を狙うのでは失敗や挫折のリスクは高いと思います。
小さい山から登って、成功体験を繰り返して高い山に挑戦するのほうが確実です。
3級、2級、1級と段階があるのであれば、ここはおとなしく3級から順番に挑戦しましょう。
特に2級と1級では難易度に大きな開きがある試験が多いのが特徴です。
2級までなら専門外でも挑戦可能ですが、1級は専門的に取り組まないとクリアできないレベルという試験もあります。
まずは2級を目標にして、自分にあっているとか、極めてみたい場合の1級を目指すという方針もいいと思います。
自己啓発レベルであれば2級でも十分ではないかと思います。
原因2:完璧主義者
完璧主義者という人が時々います。
仕事であれば100点が当たり前で、少しのミスも許されないのは当然ですが、資格試験は6割や7割が合格ラインというのがほとんどです。
つまりミスしていいのです。
ピーク時のイチローだって7割近くはアウトです。
3割を上回るか、下回るかわずか数%の差が一流と二流との差になるのです。
試験勉強も合格ラインを1点上回れば大成功です。
満点でも71点でも同じ合格には違いがありません。
わからない問題があってもいいし、不得意な論点があっても命取りにはならないのがほとんどです。
完璧主義の落とし穴にハマって脱落する人も結構います
原因3:勉強を習慣にできない
松井秀喜選手を育てた星稜高校の山下監督の座右の銘は・・・
- 心が変われば行動が変わる
- 行動が変われば習慣が変わる
- 習慣が変われば人格が変わる
- 人格が変われば運命が変わる
これは、資格試験の勉強でも当てはまります。
まずは心を変え、行動を変え、習慣を変える・・
試験勉強も習慣にできれば、挫折することなく継続できます。
朝の出勤前の30分、会社の近くのカフェで勉強するというのもいいかもしれません。
土日、必ず一度はテキストを開く、、と決めるのもいいかもしれません。
まずは勉強をする、という習慣ができるところまでやる、、というのが大事だと思います。
原因4:言い訳が多い
勉強が長続きしない人の悪いクセは言い訳です。
仕事ができない人の特徴でもあるかもしれませんが、できない理由ややらない理由を作るのを日常的にやっていると、勉強しない日が続いていきます。
やると決めたら例外を作らないのが、上手な自己管理です。
ランニングやウォーキングでも、寒いからとか、天気が悪いから・・・とやっているとだんだんとフェードアウトしていきます。
まずは言い訳ぐせをなくして、グズな性格を治すことが大事ではないかと思います。
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