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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指す税理士のブログ-TaxAccounting&Financial Planning

ほったらかし投資としてロボアドバイザーをはじめました

FPのスタディグループの勉強会に行ってきましたが、今回のテーマはAIやフィンテックなどを活用した資産運用の最新事情についてでした。

電子マネーやキャッシュレス決済が中心でしたが、そこは結構自分でもやっているのでそれほど真新しいものはなく話を聞いていました。

勉強会で学んだものはとりあえず何かは取り組んでみる

勉強会も参加しただけだとつまらないので、何かしら学んだことの一つくらいはスタートしたいと思って聞いています。

いままでもiDeCoや積立NISAなど勉強会で得た知識でスタートをしてきました。

今回の勉強会の中でスタートしてみようかな、、と思ったものはロボアドバイザーによる投資です。生活スタイルを見直した結果、積立にまわせそうな金額がでてきたので毎月少しずつ積み立てようと思っています。一人暮らしになって最近はサラダ中心の食生活なので正直言ってお金を使うこともなくなってきました。

生活時代はミニマムにしてその分を投資に回すという形でいいように思います。そうはいっても自分で勉強するのも限界があるのでほったらかしで取り組みたい。

ロボアドバイザーは、資金を投入しておけばあとはほったからしで自動的に投資方針に沿ってリバランスをしてくれるというサービスになっています。

私のような面倒くさがりというか、忙しい人間にとってありがたいことに特定口座にも対応していますので、確定申告も楽になります。

大手というかメジャーなところは次の3つのようです。

  • WealthNavi
  • THEO
  • 楽ラップ

口座開設と運用スタート

3つのメジャーどころのうちではじめてみたのはWealthNaviと楽ラップの2つ。とりあえず同額ずつで運用を開始して、毎月の積立も同額にして並行させたいと思って申し込みをしました。

WealthNaviはじぶん銀行とタイアップしていたのでだいぶ前に口座開設だけをしていたので、特にやることなくスタートしました。

楽ラップは楽天証券に口座があればその口座内で行うだけなので、特に何も手続きなくスタートできます。

決めることは質問に答えて投資方針を決めて、あとは最初にいれる金額と月々の積立金額をきめて手続き完了です。

どうなるんだろ・・・とちょっとわくわく、かなり不安です。

勉強会の講師の先生はWealthNaviをやっているようで10%ほどプラスになっていましたが、やはり大幅に下がるケース、元本割れもあるようです。時期によってはかなりのマイナスになっているようなグラフでした。

あくまでも長期運用、定額積立が基本になってくると思います。毎月定額を積み立てることでドルコスト平均法が適用されていくというのもメリットがありそうです。

使う予定のない資金を長期運用するということで、20年間解約しないということでスタートをしていきます。 

ロボアドバイザー投資1年目の教科書

ロボアドバイザー投資1年目の教科書

 

株式投資も並行してやっていきますが、こちらはあまり運用効果がでていないし、正直言って仕事中でも気になりだすと気になりますので、仕事が忙しい人には向かないと思います。取引先などでお世話になっている会社の株だけを残して、そのほかの株は処分して現物株の残高を圧縮していこうと思います。

ロボアドバイザーのほうはリスクが高い運用にして、手元資金は流動性と安定性の高いように保全していくというのを考えています。

毎月の積立も積立NISA、iDeCo、投資信託の積立は割と固いもので運用していますが、これからはロボアドでの長期投資以外の資金は手元でがっちり保全するという方針ですね。 

ロボアドバイザーでお金を増やそう! (日経ムック)

ロボアドバイザーでお金を増やそう! (日経ムック)

  
お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

 

税金はかかるの?確定申告は必要なのか?

税理士的な目線からはWealthNaviなどで運用していると確定申告が必要なのかどうか?という話です。

投資信託との違いになってしまいますが、WealthNaviは信託的な税務ではなく、現物資産を直接運用している形になっているようです。わかりやすくいうと中身を組み替える都度課税されるということになると思います。

投資信託は中身を組み替えてもその投資信託を売買しなければ課税されることはありません。あくまでも未実現利益なわけです。

一方でWealthNaviではリバランスなどで資産構成を変えるつど損益は実現されるという発想になるようです。

いいかえると投資信託であれば無税で再投資されるのに比べて、いちいち課税されるので非課税で複利運用ができないというデメリットがあると思います。

手続き的には証券会社に口座をもっているのと同様ですから、特定口座で源泉徴収ありを選べば原則として確定申告は不要です。還付を受けるなどの理由で確定申告をする場合だけ確定申告をしましょう、ということになります。

 

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