まだまだ働き方改革が世の中では叫ばれていますが、単なる時短勤務だけではなくテレワークやサテライトオフィスなども報道されることが多くなってきている気がします。
専門家にとって時短とは?どうなんだろね・・とちょっと思っています。
働き方改革ってどうなのよ
当社でも、スタッフの在宅勤務は税理士法的にどうなの?とか、出勤扱いなのかどうか、とかいう話題もでており、そもそも専門家って時間とか空間に縛られて仕事をする存在なのかどうかもよくわからんねっていう風に思っています。
専門家として考えるべきなのは時間を切り売りして稼ぐのか、スキルを売って稼ぐのか、という部分を自分なりに持っている必要があると思います。
従来型の手続きや入力代行的な仕事を中心に行う場合には時間を中心に考えるべきだったと思います。タイムチャージというか費用対効果を高めることに注力する必要があったのではないでしょうか。
でもそれは過去の話で、これからはそういった手続き業務から提案や問題解決がより求められる時代になってくると予想されます。
時間を売って稼ぐから、スキルを売って稼ぐへのマインドシフト
時間を売って稼ぐところから、スキルを売って稼ぐことにマインドをシフトさせる必要があるように思います。
そもそも働き方改革でいう有給休暇がどうだとか、時短勤務がどうだとか正直どうでもいい話で、それって時間を売って働くサラリーマン的なマインドだよねってことになります。
ワークライフバランスとかライフシフトとかは同意する部分もあるのですが、働く時間を減らすだけの働き方改革ってどうもしっくりきません。
そもそも順番がおかしくないですか?
減らした分の時間でスキルを磨いて稼ぐ力をあげるというのならわかるのですが、どうもそうではないらしいし、それもプロ意識があれば当然やっているべきこと。
プロ意識が低い人間が働く時間だけ減らすというのは品質低下や競争力低下を招くことになりような気がします。
プロ意識の高い専門家なら当然の話を言っているだけ
士業として専門知識や実務能力で稼ぐつもりなら、インプットとアウトプットのバランスとか知識の仕入の時間も仕事の一環として当然やっているはず。
事務所で机に向かっている時間だけ仕事をしているわけではなく、人知れず努力や知識の仕入れを行っているのがプロ意識の高い専門家でしょ。
つまり、士業や専門家からみれば有給休暇も時短勤務も意味不明な話で、鶏が先か卵が先か的なことのように思います。
まず専門家としてスキルを磨けば時間や空間にとらわれるに稼ぐことができるし、さらに稼いだお金を投資や運用で増やしてファイナンシャルインディペンデントな状態を作ればお金にもとらわれるに生きることができるようになります。
最終目標はファイナンシャルフリーダムだと思います。お金にもとらわれずに自由に生きることがゴール。
順番的には次のようになるかもしれません。
- 専門スキルを磨く
- 専門知識や実務能力など専門スキルで稼げるようになる
- 時間や場所の制約から自由になって仕事ができるようになる
- 稼いだお金を投資や運用で増やす
- お金にもとらわれずに生きる
時短とか有給休暇とか言う前に、まずはプロ意識を高めて時間を売って働くというサラリーマン意識を捨てて、高付加価値を生むスキルで稼ぐというマインドへシフトすべきではないかな?ということを最近思っています。
ただ、勤務時間や出社日数が減っても知識の仕入やスキルを磨くための時間をとれるようになるだけで楽になると思うなよって話。
スキルはほおっておけば陳腐化します。時短とか有給休暇の取得というのはチャンスだと思って、スキルを磨いてもっと自由に稼ぎましょう。