最近、テレビで見ない日はないといっても過言ではない池上彰さん。ベストセラーとなっている伝える力を読みました。
池上彰さんは、NHKの報道記者などを経て、「週刊こどもニュース」のキャスターとしてお茶の間に広く知られるようになったのは皆さんのご存知の通りだと思います。
その池上さんが、わかりやすく話す、書く、聞くための能力をまさにわかりやすく解説しています。
仕事をするうえではプレゼンの場などでわかりやすく伝える能力が求められます。最近では勝間さんなどもプレゼンテーションの重要性をテレビでも力説していました。
伝える力は簡単には身に付きません。池上さんはNHKの記者時代にそのためのトレーニングを積んで身につけたんだと思います。
池上さんは書くトレーニングとともに読む経験も大事だと書いています。読む経験は特に小説で磨かれるとあります。
ビジネス書よりも小説や文芸作品のほうが想像力を生む質の高い文章ということです。
ビジネス書のほうがスキルアップにつながるんじゃないかと思っていましたが、伝える力を養うには小説も大事という気づきがありました。