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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

相続・財産承継・事業承継

相続、財産承継、事業承継に関する情報

資産家の分類別、税制改正後の令和6年以降の生前贈与のおすすめのやり方は?

令和5年度の税制改正により令和6年1月の贈与分から贈与税の取り扱いが変わってきます。 改正の詳細は、過去のブログでも紹介したとおりです。 www.sikakulife.com 税制改正で大事なことは、何がどう変わるのかどうかだけでなく、改正後はどうやって対処す…

令和5年度税制改正でタワーマンションの相続税評価額が変更される見込みになりました

相続税対策の3つの手法 代表的な相続税対策の手法としては次の3つの方法があります。 相続税と贈与税の税率差を使った対策相続税も贈与税も超過累進税率ですが、税率のカーブが異なります。このカーブの違いを使った節税手法になります。 相続税評価額と時…

贈与税の仕組みが変更される!令和5年度の相続税の改正で相続対策はどう変わるの?

相続対策に関わっている人間にとって令和5年度税制改正大綱での目玉の改正は、相続税と贈与税の一体課税の話題でしょう。 今回は、生前贈与の相続時加算の制度変更について、紹介したいと思います。 資産移転の時期の選択により中立的な税制の構築を目指し…

老朽化してきた自宅のリフォームや建て替えを考えているけど、税金面で注意をすることは?

まだまだ梅雨が続くはずなのに急に暑くなってきました。 車で移動することが多いのですが、車の中が地獄の業火で焼かれているようです。 夏が近づいてくると心配になるのが、集中豪雨や台風などの水に関する災害です。 「最近は、台風や地震などの災害が多く…

遺贈寄付の法務・税務と財産別相続対策について

弁護士さんと一緒に相続の仕事をするケースでは、おひとり様やご夫婦のみの相続の頻度が結構高い気がします。逆にいうとおひとり様やご夫婦のみの方は、法律専門家を利用されていることが多いのかもしれません。 そういったケースでは、遺贈寄付についても検…

こんなケースでは贈与税に注意が必要!子や孫への上手な住宅資金贈与の方法とは?

人生の三大支出の一つに数えられる住宅購入ですが、マイホームの購入は人生で一番高額の買い物かもしれません。 はじめてマイホームを購入するのは結婚して数年を経た20歳後半から30歳代が中心になると思います。 学食で数百円の定食を食べるかどうかで…

所得税と相続税の障害者控除の違いと留意点とは?

最近、弁護士さんの紹介などで障害がある方のご家族の税務申告を依頼を受けることが増えています。 税務の世界では担税力や課税の公平性という観点で、立場の弱い方に一定の配慮がされています。 障害者に関する配慮といえば障害者控除ですが、所得税と相続…

遺産取得課税方式への変更か?今後の相続税の抜本改正の方向性はどうなる?

前回のブログでは、「資産移転の時期の選択に中立な相続税・贈与税に向けた検討」について紹介しました。 www.sikakulife.com 今回は、税制調査会で比較している諸外国の相続税の課税方式について紹介したいと思います。 諸外国の相続税の比較 海外ではどう…

暦年課税潰しか?令和3年度税制改正で暦年課税廃止説の浮上と相続税の大改正の予告がされています

税制改正大綱で予告!相続税大改正があるかも?? 昨年末の税制改正大綱では相続税の改正に関する予告ともとれる文章が掲載されました。 事前に政府税調の議論などをHPでみていたため、予告ではなく本編でいれてくるのかな、、と思っていたのですが、今回…

被相続人の土地がタダで使用されている場合の土地の評価方法とは

今回は、相続税での土地の評価方法について。 被相続人の土地を他の人がタダで使用している場合、いわゆる使用貸借のケースと、無断利用のケースが考えられます。 使用貸借なのか賃貸借なのか? 使用貸借とは土地をタダで使用させるという契約であり、税務の…

相続税の土地評価-会計事務所職員のための現地調査の攻略法とは?

日本人の資産形成では金融商品に比べて不動産の割合が高いといわれています。そのため、相続税の対象となる財産でも大きなウエイトを占めるのが土地であり、土地の財産評価が税額に直結することになります。 相続税では土地の評価が一つの山場 仕事で相続税…

タクトコンサルティングの新春セミナーに行ってきた

なんだか新春の感覚も薄れてきている今日この頃ですが、タクトコンサルティングの新春セミナーに行ってきました。 なんだか暖かくて、昨日の寒さは何だったんだ???という感じの陽気。 すれ違う人たちもコートを脇に抱えたり、持て余し気味。 www.tactnet.…

おひとりさまの相続。死後事務委任契約とはどんなもの?

おひとりさまという言葉がありますが、一人暮らしが長引くと寂しいものであまり外出しなくなり、週末引きこもることも増えてきたように思います。 結局、一人ででかけて、レストランに入ってご飯食べても食べるという生理的な行為のみになり、娯楽ではないの…

相続対策セミナー【準備編3】-遺言以外でできる生前の相続対策とは?

相続対策セミナーの準備を徐々に行っていますが、台本のつくりこみが現在の進捗状況です。相続対策セミナーまで1か月をきっていますが、週末を中心に準備をしていくので実際にはそれほど稼働可能日は多くはないのかなと思っています。 相続対策セミナーの3…

相続対策セミナー【準備編2】-いざ遺言をつくる場合に検討すべきことは何か?

来月の相続対策セミナーの台本作成について準備しているところですが、前回のブログは遺言がない場合にはどんなリスクがあるのか?というテーマについて検討してみました。 今回は遺言があった場合、というか遺言をつくる場合にも注意しないとトラブルになる…

相続対策セミナー【準備編1】-遺言がない場合に相続を迎えるとこんなリスクがある?

1か月後に迫った相続対策のセミナーに向けて徐々に台本の準備をしていこうと思っています。 その一つ目の題材がこの遺言がない場合にはどうなるのか・・・という話で、最終的には遺言をつくりましょうよ・・というところに誘導する感じの導入になります。 …

遺産分割でもめる原因は行動経済学で説明がつく・・・ような気がする

そういえば通勤途中の河津桜も満開に近くなってきました。確定申告の終盤戦、3月に入って土曜出社日などに通りかかると、そろそろ春だな・・・なんて思ってしまいます。 相続対策の基本は感情論と技術論 税理士という仕事の中でも資産税の分野は裾野が広く…

税理士が知っておきたい「名義財産や名義預金と不当利得返還請求権」の違いと対処方法とは?

今日の勉強会でも話題にでたのですが、名義財産と不当利得返還請求権については税理士としても注意すべき論点だと思っています。 税理士は紛争については扱わずに弁護士に依頼するというのは当然のことなのですが、相続財産の範囲が争いになるようなケースで…

美人弁護士さんが講師の相続勉強会に参加してきた件

SNSに書くなら美人講師で可愛い弁護士だったと紹介してくださいとのことだったので、そのとおりに書かせていただきました。 というと、美人ではなかったのか?と思われてしまいますが、実際にはかわいらしい感じの好感のもてる弁護士さんでした。 生前対策の…

大胆予想!平成31年度税制改正で暦年課税方式の贈与税が廃止されるのか?

内閣府の税制調査会の資料がアップされていますが、資産税の世界では相続税と贈与税の一体課税というところが議論されているようです。 税制調査会 2018年度 : 税制調査会 - 内閣府 増税したいのか?若年層への資産移転が目的なのか? 老老相続ということが…

【土地評価】別荘地などの倍率地域の雑種地の相続税の財産評価はどうする?

相続税の土地評価は路線価方式と倍率方式で行う 相続税の土地評価では路線価方式と倍率方式の2種類があります。 ざっくりですが、路線価方式というのは道路についている価格、路線価に面積をかけることで評価額を計算するやり方です。 これに対して倍率方式…

民法(相続法)の改正審議がスタート!資産税実務にも影響する?

相続に関する民法改正案が6日、衆院法務委員会で審議入りしたそうです。今国会で成立すれば、約40年ぶりの大幅な制度見直しとなります。 民法(相続法)の改正とは?? 民法(相続法)の改正は平成25年の非嫡出子の相続分の違憲判決を契機に様々な問題…

税理士が家族信託(民事信託)に取り組む前に読んでおきたい本

最近話題の家族信託、うちの事務所でも今度セミナーを開催する予定です。 でも家族信託や民事信託、きちんと勉強しておかないと怖いよね、、というのが実はあって、税理士事務所単独で組成するよりも司法書士とタイアップしたほうがよさそうに思っています。…

相続ビジネス営業で役に立つ本の紹介

平成27年からの相続税の増税により相続税が身近な税金になるとともに、周辺ビジネスが一気に活気づきました。 相続対策を中心にして、相続予備軍に金融機関や不動産系の会社が群がる感じでしょうか? 商品やサービスの内容もさることながら、対応する営業…

相続税の基礎知識(財産評価)--相続財産を評価しよう!(土地の評価)

相続税の計算では相続財産の評価が必須の作業となります。 特に土地の評価は独特なものがあり、税理士でも得意不得意が大きく分かれます。 FP技能士の試験でも「相続・事業承継」の科目で財産評価が範囲になっていますので、この機会に復習してみましょう…

相続・事業承継のコンサルに必要な知識

夏のこの時期になると、税理士受験生時代を思い出したりします。 昔はもっと頑張っていたな…とか、おっさんになったな…とか、考えるところはありますが、まあ過去の自分を振り返らずにただ前を向くだけなので新しいことに取り組まないといけません。 この時…

相続分野での税理士と弁護士の連携の仕方を考えてみた

ブログを見てくれてありがとうございます。 相続に強い税理士として重要となるのが、他士業や他業種との連携やコラボです。 法律分野は特に縦割りになっているので、得意不得意が割と別れやすい分野です。 士業の業際もあり、トラブルのもとにもなるので注意…

相続業務を所長だけでやるか、事務所全体で取り組むのか

事務所運営にあたって考えないといけないのが、「相続税や相続対策などの資産税に事務所全体で取り組むのか、所長先生だけでやるのか、プロジェクトチーム的に専担者を決めて取り組むのか」という話です。 資産税だけではなく、新しいことに取り組む場合に絶…

分割協議よりも遺言、さらに遺言の限界を知ることで次の提案につなげる

最近勉強会にも参加して研究をすすめている家族信託ですが、今なら競争相手も少ないため、手数料的にもそれなりに見込めるという話もありました。 手数料を稼ぎたいわけではないですが、選択肢の一つとして家族信託は加えておきたいと思っています。 では、…

相続ビジネスに取り組む営業マンが知っておきたいネタ本

相続対策でよく使うキーワードは実は限られていて、ある程度定型化されてきます。 ただ、そうは言っても知らない人は知らないし、知っている人は知っているというのが現実だと思います。 相続コンサルの本も数多く並んでいますが、やはりネタ本にでてくるも…

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