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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

相続・財産承継・事業承継

分割協議よりも遺言、さらに遺言の限界を知ることで次の提案につなげる

最近勉強会にも参加して研究をすすめている家族信託ですが、今なら競争相手も少ないため、手数料的にもそれなりに見込めるという話もありました。 手数料を稼ぎたいわけではないですが、選択肢の一つとして家族信託は加えておきたいと思っています。 では、…

相続ビジネスに取り組む営業マンが知っておきたいネタ本

相続対策でよく使うキーワードは実は限られていて、ある程度定型化されてきます。 ただ、そうは言っても知らない人は知らないし、知っている人は知っているというのが現実だと思います。 相続コンサルの本も数多く並んでいますが、やはりネタ本にでてくるも…

一般向けの相続税対策の本は、素人でなくとも読んでおいたほうがよい

相続税対策の本、街中にあふれています。 書店にいけば売られているし、電子書籍などでも読むことはできます。 いつものアマゾンアンリミッドで探して最近読んだ本です。 定額制に申し込んでいる人は無料で読めます。 金持ちファミリーの「相続税」対策 ここ…

事務所主宰で相続セミナーを開催しました

事務所主催で相続対策セミナーを開催しました。 総括として振り返り 今日の内容は相続対策ということで、普段行っている相続税の業務より少し範囲を広げて、生前贈与、生命保険を使った対策、不動産の対策、遺産分割、遺言、認知症と財産管理というようなテ…

財産凍結!認知症になったら財産の管理をどうする?

今日は今度やる無料セミナーの内容にそって、原稿をブログにしています。 認知症と相続対策が今回のお題です。 www.officenms.co.jp 高齢化の進展で認知症のリスクが高まっています この認知症のリスク、本人が認知症になるリスクと自分の死後に配偶者が認知…

セミナー準備なう>相続対策セミナーの集客を頑張った結果…

事務所で相続対策セミナーをやるため今週土日はその準備です。 無料セミナーですが、なかなか席が埋まらない…やはりセミナー集客は難しい。 とりあえずこくちーずというサイトに登録してみました。 実際に一つの会場は定員50人で3日前で30人くらい、も…

相続ビジネス花盛り!相続マーケットを細分化する

今までの会計事務所がやっていなかったであろうマーケティングの話ですが、やはり競争が激しくなってきている現状では「経営効率」を意識した事務所運営が必要だと思っています。 僕もマーケティングのノウハウがあるわけでも、勉強したことがあるわけでもな…

資産税:相続ビジネス花盛り?思いついた相続セミナーのタイトル

相続セミナーで、とりあえず思いついたのはこんなセミナータイトルです。 相続の基本的な考え方 相続対策の全体像 揉めない相続と対策事例 エンディングノート、遺言の書き方 自分でできる財産目録の作成と相続税シミュレーション 遺産分割と相続手続きの進…

小規模宅地の特例が使えない!?実は怖い申告書の記載もれ

若いころ先輩から確定申告時期によく言われたのが、申告書の細かい部分もしっかり確認しろというものです。 申告書の記載内容は細かく確認 確定申告書の特例適用条文の欄に、条文番号を書き忘れると適用が受けられないというような話をよくされました。 確か…

【土地評価】道路じゃないのに路線価がついている土地はどうするの?

最近、当社で行う土地の評価で道路の付き方がおかしいものがよく登場します。一つの筆の真ん中に道路が通っているケース、マンションの敷地の一部が道路になっているケース、細い路地でセットバックしているのか、道路に提供しているのかよくわからないケー…

なぜか今頃繁忙期が…

お盆も休まずカレンダー通りに営業の弊社ですが、なぜかこの時期に繁忙期到来です。人が休むときに忙しいのがサービス業の宿命かもしれませんが、数年前まではこの時期は少しは余裕のある時期でした。顧問先の会社がお休みのときは暇になっていたわけです。…

相続税の添付書類

税務署に提出する書類の中でも相続税については最も多くの添付書類が要求されます。 国税局でも提出してほしい書類のリストを送りつけてきます。 ほとんどの税理士事務所はこのリストに沿って添付書類を準備していきます。 でも、このリストに載っていない書…

相続税実務の繁忙期はいつ?

多くの会計事務所は5月申告を終えて6月になると多少は時間に余裕がでてきます。当社も昔はそうでした。なんとなくピリピリした感じからのんびりした時間の流れかたにかわります。最近は相続税の仕事をたくさんいただくこたになってそうは言っていられませ…

やはり奥が深い自社株評価

事業承継は経営の承継と資産の承継の2つのことを考えないといけないと言われています。 経営の承継は現経営者から後継候補者に社長を譲り、経営を委譲していくことになります。 一方で資産の承継は会社の事業用の資産や会社の株式を後継者に集中していく手…

相続税の増税に備えての駆け込みの生前贈与はやってはいけません!

相続税の改正が来年から始まります。 基礎控除が従来の6割になるから、今まで基礎控除以下で相続対策が必要ではなかった人であってもこれからは相続税がかかるかもしれませんという話は雑誌や新聞等でいろいろ書かれているのでご存知だと思います。 でもあ…

相続税の基礎控除が下がったら相続時精算課税を再チェック

相続時精算課税という制度があります。 生前贈与ということで暦年贈与とこんがらがっている人もいますが、全く異なる制度です。 相続時精算ですから、相続が発生した段階で精算される課税方式です。 すなわち、贈与した段階では2500万円までは贈与税は0…

相続税の申告は、相続専門の税理士へ…の嘘

相続税の申告は相続専門の税理士へ…というキャッチフレーズがあります。 これは一般の税理士と差別化したいという意味で、とてもわかりやすいコピーだと思います。 確かに税理士のうちには相続税に不慣れな人も多いのは現実でしょう。 でも、相続税の申告が…

相続税はかかりますか?

ホームページなどを見て相続税はかかるかどうかの相談を受けることがあります。 固定資産税の納税通知書、預金通帳、生命保険金など亡くなった方の財産がわかる資料をお持ちいただいて確認をさせていただきます。 そのときに聞かれるのはもちろん、こういう…

事業承継税制がかわります

要件が厳しく、使い勝手の悪い制度という悪評のあった事業承継税制ですが、平成25年度税制改正大綱ではいくつか見直し案が予定されています。 その改正案の主なものは次の通りです。 現行では経営承継相続人等は非上場会社を経営していた被相続人の親族で…

小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例について

小規模宅地等の特例で特に、特定居住用宅地等についての次のように拡充がされました。 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例について、次の見直しを行うこととされました。 ①現行240㎡の特定居住用宅地等に係る特例の適用対象面積を330…

相続税・贈与税の見直しが予定されています

税制改正大綱では、相続税の基礎控除及び税率構造の見直しが行われることとされています。 現行の相続税の基礎控除は、「5,000万円+1,000万円に法定相続人の数」です。 これが、改正案では「3,000万円+600万円に法定相続人の数」とされ…

相続税の自社株(取引相場のない株式)評価は微妙に難しい…

事業承継や相続対策の一環として取り組んでいる生前贈与ですが、父親が経営している会社や医療法人などの法人の株式や出資を後継者である子供さんに贈与するという提案を毎年後半になると行います。 そして、翌年には贈与税の申告が必要となりますから今の時…

相続税の調査が来るかも?

相続税の申告を行うと翌年くらいに税務調査の連絡がくることがあります。 どんな場合に調査がくるのかはわかりませんが、財産規模が大きいケースや、事前の調査で疑義があるケースで来るのではないかと思います。 さて、相続税の調査ではどのようなところを…

一時所得で死亡保険金を受け取る相続対策

生命保険というと生命保険のセールスレディが家や会社に来て営業するイメージがあると思いますが、今は変わってきているようです。 最近ではデバートやショッピングモールなどで来店型の保険代理店も頻繁に見られるようになりましたし、結構相談している人も…

【読んだ本】わかりやすい相続税・贈与税・相続対策

相続に関しては実務では行っていますが、なかなか本を読んで勉強することって少ない分野です。 基本的には休みの日に税務関係の本を読むことはしてこなかったのですが、ホームページの更新や基本的なことをわかりやすく伝えるという意味でも入門書的な本はと…

私道??公道??その道路、もしかしたらあなたのものかも…

道路って難しい! 相続業務をやっていると、たまに痛感します。 道路って難しい… また言ってしまいました。 相続税での土地の評価は路線価といわれる道路についた金額をベースに計算されます。 まさに、道路が評価の基本となります。 道路にもいろいろありま…

家族名義の財産に相続税はかかるのか?

国税庁から送られてくる相続税申告の手引きにこんなQ&Aがあります。 問:父(被相続人)の財産を整理していたところ、家族名義の預金通帳が見つかりました。この家族名義の預金も相続税の申告に含める必要があるのでしょうか? 答:名義にかかわらず、被…

相続税の増税法案は削除されています

税と社会保障の一体改革、消費税の改正についてはご存じのとおり衆議院を通過していますが、相続税の増税ってどうなったんだろう?ってお客様にもたまに聞かれます。 今回の税制改正法案からは相続税と所得税の改正については削除されていますので、今回は盛…

資産管理法人の株主、役員には誰がなるの?

不動産管理法人シリーズですが今日も一ネタ書いておきます。 この株主の構成や役員の構成によって将来的な税金の掛かり方が変わってきます。 まずは管理法人の運営方針を決めてから、具体的な株主や役員の構成を考える必要があります。 この運営方式とは、簡…

非上場株式の相続税・贈与税の納税猶予制度

自社株の評価が多額になった場合、相続の負担は高額となり、会社経営に影響を与えることになりかねません。 このような問題を解決するために創設されたのが、「非上場株式の相続税・贈与税の納税猶予制度」です。 ○相続税の納税猶予制度 この制度により相続…

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