介護業界は人材不足というのは最近よく耳にします。
外出産業などはアルバイトすらなかなか集まらないという話で、実際に都内のコンビニやファストフードなどは日本人を最近あまり見なくなりました。
こないだは田町のマクドナルドで陸上のボルト似のガッツリ筋肉隆々の黒人スタッフが注文をとっていました。
こういう時代なんだ!!
さてここ数ヶ月当社では採用活動を行っています。ウェブに求人広告をだしたり、ホームページにも採用情報を載せていますがなかなか応募が集まりません。
先人、大手受験学校系の会社の方と求人について打ち合わせを行いました。
最近はなかなかの売り手市場で会計事務所に応募する人材も減っているので奪い合いになっているようです。
昔から会計事務所の求人は景気に左右されます。大企業に就職できるなら会計事務所には人材が流れてきません。
キャリア志向で専門家を目指そうという場合も都内の大手税理士法人に人気が集中します。
当社のような横浜の南部地域ではなかなか厳しいのが現実です。
仕事自体はまだまだあります。
やり方次第でいろいろな可能性がある業界です。
勝ち組と負け組がはっきりしてきています。
昔ながらの仕事、非効率な作業、教育や人材育成に力をいれないとズルズルと業績が悪化する時代です。
事務所ごとの多様性は高いわりに、情報はなかなか伝わってきません。
合同説明会や事務所見学会などに参加しても自分にあう事務所を見つけるのは大変です。
ウェブで求人をだすだけでも最低10万はかかります。合同説明会にブースをだすなら倍くらいのようです。
そもそも合同説明会は5月には締め切るのでいまさらブースすら出せません。
そこでは決まらずに人材紹介などを利用すると100万前後のコストになります。
そうやって採用して教育して一人前になるまで…と考えるとやはり人は大事だなと気づかされます。
そして税理士、会計事務所業界が若者にとって魅力的な、将来性のある仕事であるようにしていかないといけない…なんて業界の片隅のちっさな存在のくせに生意気にも考えてしまいました。