勝間和代さんの2008年の著書です。
最近、勝間本を読み進めてきましたが今回はこちらの書籍です。
この書籍、副題は「ビジネス思考法の基本と実践」。
外資系のコンサル会社で経験を積んだ勝間さんだからこそ書ける本なのかもしれないが、最近のキーワード「地頭力」を要請できる本だと思います。
この本、難しいですがすごい本です。
今までの勝間本はまあ、がんばれば誰でも実践できる勉強法、仕事術でした。
「ビジネス頭…」は、誰でも実践できるものでもないし、これまでの本のような即効性もありません。
でも、地頭力をつけるためには必要なノウハウなのでしょう。
正直、こんな本が欲しかったし、勉強したかったノウハウです。
MBAでは身につくスキルなのでしょうか?
ビジネス思考力を6つの階層にわけ、日本人が通常の教育では身につけることができない4層目から上について、それぞれの階層をさらに細分化して解説しています。
ビジネス思考力とは次のように定義されています。
「①ビジネスの場を中心として
②限られた情報と限られた時間の中で
③より適切な推論・判断を行い、
④より適切な行動を起こすことで、
⑤より高い付加価値を生み出す能力。
つまり、あまり時間をかけず効率よく働いて、
人よりも高い付加価値の生産物を生みただすための考え方です。 」
ここでもワークライフバランス的な発想で、効率よく働いて高い付加価値をだすことを目標としてビジネス思考力を鍛えていくという考え方です。
僕も一度ではすべてを理解することはできませんでした。
何となくわかったつもりにはなっていますが、実践できるほどの理解力ではありませんでした。
時間をあけてもう一度読もうと思っています。
今日はビジネスマンのための読書力養成講座と2冊の本を読みました。
2冊で550ページくらいです。少し疲れました。
でも、2冊ともディカヴァー社の本です。本当にお世話になっています…という感じですね。
目次…
第1章 ビジネス思考力を定義する!
第2章 ビジネス思考の基礎となる7+1の力
第3章 論理思考力
第4章 水平思考力
第5章 視覚化力
第6章 数字力
第7章 言語力
第8章 知的体力
第9章 偶然力