古い城下町だったようです。
明倫小学校という学校に通っておりました。
長州藩の藩校だったところに建てられたそうです。
大人になって1冊の本に出会いました。
司馬遼太郎 「世に棲む日々」
その私塾の主が吉田松陰です。
通っていた小学校の朝礼では「松陰先生おはようございます」と唱和していたような記憶があります。
この世に棲む日々という本、主人公は吉田松陰と高杉晋作の師弟です。
そんな高杉晋作の辞世の句と言われているのがこの言葉。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
ネガティブな自分がこの言葉を知ってポジティブになれたような気がしました。
一度きりの人生なのだし、おもしろく生きるも、つまらない人生をおくるのも自分次第。
好きに生きればいいのだと思います。
黙っていたっておもしろい人生が向こうから手を振ってやってくるわけではありません。
ならば自分で人生をおもしろく演出いけばいい。
一度、手放したこの本をまた揃えました。
久しぶりに読んでみたらまた違う何かが見つかるかも…