SWOT分析というフレームワークがあります。
強み、弱み、機会、脅威の4つの角度から自社を分析していきます。
それぞれの意味は次の通りです。
S:強み:目標達成に貢献する組織(個人)の特質。
W:弱み:目標達成の障害となる組織(個人)の特質。
O:機会:目標達成に貢献する外部の特質。
T:脅威:目標達成の障害となる外部の特質。
これらを分析して、
・どのように強みを活かすか?
・どのように弱みを克服するか?
・どのように機会を利用するか?
・どのように脅威を取り除く、または脅威から身を守るか
ということを検討していきます。
経営改善や企業再生などのプランを作成する場合には、まずこのSWOT分析を行うことになります。
さて、最近というか数時間前に考えたことがあります。
なぜ、ホームページ経由の相続税申告の新規の問い合わせが少ないのか?
もしかしたら駅から遠くて交通の便が悪いからかもしれない…と思っていました。
といっても駅前に移転するわけにもいかないし
これって明らかにW:弱みといえます。
でも、当社は普段は車でお客様を訪問しています。
法人や個人事業のお客様には通常は車で毎月監査を行います。
ということは駐車場や車両、訪問スタッフを活用すれば、強みに変えることができるかもしれない
ということで勝手に新しい企画を立ち上げました。
相続税、相続対策の出張サポートのサービスです。
http://www.officenms.co.jp/call2.html
勝手にホームページまで更新しましたが、明日の朝こっそりイントラネットの掲示板に掲載しておけば大丈夫かな…
一般的にホームページで集客している税理士事務所は駅の近くにあったりして、効率化のためにも来店型のサービスにしているところが多いと思います。
でも、年配の方やいわゆる富裕層の中には自宅に来てほしいというニーズが少なからずあります。
結果が出るまでに時間がかかりそうですが、分析して検討した打ち手を実行して、その成果を検証することがこういったマーケットの仕事のおもしろいところだと最近感じています。