社内で上層部批判を繰り返していたら子会社に出向になってしまいました。。。というのではなく、今回は転職でも移籍でもなく単純に税理士法人から併設している行政書士法人への異動となります。
そんなに簡単に異動できるのか?と思うかもしれませんが、実際には両方に所属しているためどちらに軸足を置くかというレベルの異動です。
給料も両方から一応だしてもらえます。
新たにコンサル会社を設立するかどうかをいう案もありましたが、現時点では予防法務的な法務関連サポートを強化するということで行政書士法人での売り上げアップが命題となります。
税務+会計+法務のサポートへ
既存業務である中小企業の会計税務関連の業務の頭打ち感と、相続案件の伸び悩みという閉塞感を打破すべく、行政書士法人の器を使って法務サポートと財産コンサルティングの強化を目指す形になります。
具体的に何をやるのか?というのはまだまだこれから詰めていくところですが、イメージ的にはこんな感じです。
「目指せ!かかりつけ事務所」
会計や税務といった縦割りの話ではなく、資産家や会社経営者などにとってのかかりつけ事務所を目指す形になります。
税理士業務だけだと「税務」のイメージが付きすぎて、法務全般や財産管理全般の相談窓口というイメージをつくるための器と考えています。
相続対策や資産税業務は実は法務の支援が欠かせないと思っているのですが、中小企業支援や確定申告を中心になっている税理士事務所は結構苦手にしているところが多いと思います。
そこで、設立したまま放置されていた行政書士法人に目をつけて、この器を使って法務サポートを強化するからやらせてみろって話になったのですが・・(いざやるとなると急に不安になってきたけど)
業務内容としては・・
- 財産管理全般のサポート
- 相続、事業承継対策コンサルティング
- 遺言、遺産分割、家族信託、相続手続きのサポート
こんな感じで考えているので、相続と財産管理のコンサルと実行支援がメインになります。
FP関連や宅建、ビジネス実務法務検定2級の知識も役に立てるといいのですが、法務関係は再度勉強し直しだなって思っています。
マネタイズとキャッシュポイント
税理士法人と行政書士法人の代表をわけて、別々の専門分野で既存の税理士事務所と協力してやりますということで、税理士法人と行政書士法人の両手で報酬をもらおうというような打算や思惑もあります。
同じ人が行って税理士と行政書士の両方やっています・・って言ってもなかなか報酬を上乗せでもらいにくいところです。
だから、行政書士法人の代表を連れてきました、、っていえば、行政書士の報酬も発生するといいやすいのではないかと考えたわけです。
マネタイズやキャッシュポイントはきちんと仕組みを作る必要があります。
ポケットを二つにする、というのが今回の業務分担の一つの目的でもあります。
税理士法人で提案をしても商品力が不足しているのでなかなか相続対策で報酬に結びつけにくいという不満もありました。
そこで出口としてフィーやコミッション収入を得られる仕組みも必要になってきます。
ポケットを分けることで成果が見えやすい
また、現状で行政書士法人の売上が年間で100万円もいっていないので、数百万円から1000万円単位になってくれば「成果」が目にみえていきます。
税理士法人で1000万円売上をふやすよりもほぼ0から生み出せばインパクトもでてきます。
ただ、逆に不採算というのも目に見えてしまうので、成果がでなければ次はクビかもしれませんね( ゚Д゚)
そうならないように来月から頑張ります!