本日はプラスオン!の第10回の勉強会に参加してきました。
今回は古典に学ぶシリーズということで、「論語」がテーマでした。
論語といえば2500年前の中国の古典ですが、日本の歴史にも深くかかわっていて日本人の道徳的な原点。
明治政府の伊藤博文や山県有朋も論語の言葉からの由来であるというような話もありましたが、まさに日本人には馴染みの深い教えです。
中国ではしばらく下火だったとはいえ、最近は少しずつ復活の兆しもあるとのこと。
そういえば、台湾やマカオに行った時などは、寺院への参拝はかなり熱心に行っているという印象がありました。
台湾では孔子廟みたいなところにも行った記憶も…。
英語圏に行くと英語を学ぼうかな…、中華圏に行くとこれからは中国だな…みたいなモチベーションがあがるのだが、そろそろ自分の性格もわかっているので参考書を買ったり、語学学校の資料を請求したりということはなくなりましたが。
さて、論語は事務所の朝礼でも毎朝輪読しているので、多少は馴染みがある内容です。
でも、結局は読まされているという感覚なので身についているわけもなく。
そういうことで今回は、論語の時代背景や日本での論語のこれまでの取り組まれ方などから勉強することもできました。
そして、みんなで唱和するというのも新鮮でよかったですね。
まさに、古の学ぶ者は己の為にし、今の学ぶ者は人の為にす。
自分のため、向上心や学びたいという意志から学ばなければ自分のものにはならないということだな…と反省しました。
論語を読むと、完璧ではなくてもいいし、感情的になって問題ない。
「にんげんだもの…」
って相田みつを?
つまづいたって、まよったり、あやまちだってあるかもしれない。
そんな寛容な心や、自分に厳しく他人にやさしくという基本的な考え方でも、最後には自分の限界を知り、自分も許してしまうという寛容さが多くの人に受け入れられているのかな…と思いました。
学びて時にこれを習ふ、亦説ばしからずや。
朋有り遠方より来る、亦楽しからずや。
の精神でこれからも学んでいきましょう!