1.現状分析(問題点の把握)
ステップ2で収集した情報に基づき顧客の現状分析を行うが、基本的には次の4つの分析となる。
①キャッシュフロー分析
顧客の単年度のキャッシュフローから始まり、数値化したライフプランをキャッシュフロー表におりこみ、資金収支や貯蓄残高について長期的な分析も行う。
②個人バランスシートの作成
企業の経理ではおなじみの貸借対照表の個人版。
顧客個人のバランスシートを作成し、資産と負債のバランスや資産ポートフォリオから換金性や安全性、収益性などを分析する。
③保障分析
個人の家族のリスクをライフプランに基づき整理し、それに基づき必要な保障が適切に確保されているかを分析する。
④税金分析
顧客の負担している税金に節税の要素は無いか、相続税対策は万全かなどを分析する。
2.解決方法の検討
分析の結果明らかになった問題点の解決方法を対応策として検討していく。
このとき、あらゆる角度から検討し、必要に応じて外部の専門家の意見を聞くこと、様々なシミュレーションを活用すること…などに留意する。